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2年ぶりの、栗しごと。

こんばんは、ヤマネコです。

今月は初旬からちょこっとずつ栗しごとを進めていました。

つくったのは、甘露煮、渋皮煮、マロングラッセの三種類。
その副産物としてマロンクリームと栗あん、シロップができました。

 

実は今年は栗選びの段階から失敗が。ちょうど買いたいと思ったタイミングが雨続きの日々だったため、新鮮な栗を手に入れるハードルがやや高めだったんです。

思えば昨年も状態のいい栗を手に入れることが叶わず、栗しごとを見送ったのでした。だから今回は二年ぶり。ところがまたもや近隣のお店をいくつか回ったもののピンとくる素材と出会えず、消去法で選んだ栗は少々古めだったようです。

古いといっても、数日程度。そもそも収穫自体が地面に落ちた栗を拾っているのだろうし、新鮮さを見極めるのも難しいのかもしれません。それでも、落ちたばかり、拾ったばかりの栗とは違ったのだろうなと、調理しながら実感しました。

むいている最中から傷みがひどいものが多い中、なんとか状態のいいものだけを見極めつつ、手間も時間も一番かかるマロングラッセからとりかかりました。

結論からいえば、だいぶ黒い仕上がりに。また傷みを感じる部分を削りながら調理したため、一粒一粒の形状も正直イマイチ。

食べてみればこれはこれでおいしかったのだけれど、ちょっと納得がいかず、また甘露煮などもつくりたかったので素材の仕入れから再スタートし、第二弾にとりかかりました。

 

その後も地元店舗を回ってさがしたものの、なかなか条件のあうものが見つからず。結局、家族の職場近くで買ってきてもらうことに。

これは最初に買ったものよりも安いのに状態がよく、鬼皮や渋皮をむく手順でも品質の良さがうかがえました。

写真の重さは二袋分。一袋が約500gで400円ほど。新鮮な栗がこのくらいで手に入るのはとてもありがたかったです。

 

尚、虫の有無を確認するため、栗を扱う際には必ず水に浸してみるのが恒例。

できれば数時間。

ここで浮いてくるものがあれば虫が混入している確率が高いそう。調理してしまえば「どれがその心配のある粒か」を見極めるのが難しくなるので、ちょっともったいなくてもここで省いておくことに。

とはいえこの第二弾の栗は一つも浮いてくることがなく、このタイミングでもいい栗だと再確認できました。

 

この第二弾の1kgの栗は、ざっくり三等分した上で冒頭で書いたとおりの三種類(甘露煮・渋皮煮・グラッセ)の栗しごとへ。

実は第一弾のマロングラッセは、大半をマロンクリームや栗あんにしてしまいました。色の問題もありましたが、栗あんもつくりたいと思っていたのでちょうどよいと考えることに。

形を残した状態でいただくのは、幸いにも入手が叶った第二弾のものへとゆだねます。

こちらは初日につくった渋皮煮。例年と比べると少なめの量となりましたが、とてもおいしくできたと思います。

この後で甘露煮をつくり、年始のおせち用に分けて、渋皮煮と一緒に冷凍。更に数日かけてマロングラッセを仕込む流れになりました。

 

更なるついでが、マロンシロップ。

最近寒いのでそのままお湯割りにしたり、先日書いていたチャイの加糖に使ったりしながら堪能しています。

そんなわけで今年の栗しごとも無事に終えることができました。私にとってはこれが正月じたくの始まりともいえるため、すべり出しには一安心。

一気に寒くなったことで不安に思うことも多かったけれど、無理なく、ゆるゆる年越しができるように準備を進めていこうと思いました。

 

本日の猫。

こちら、ひっくりかえっているのは猫たち用に備えている未使用トイレ。防災用品の一つで、普段はベッドとして使っています。

中を覗くと弟猫。

意外なことに自分で入るし、自分で出てこられるようだったので、かくれんぼ用のおもちゃとしても大活躍です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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