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使うときに、掃除する。

こんばんは、ヤマネコです。

これまで掃除の「方法」や「道具」を見直す機会が多かったのですが、最近動きがあったのは「タイミング」でした。

そのきっかけとなったのが、香炉。

ここでいう香炉は、お線香を立てる仏具の話です。

 

通常、香炉の中には香炉灰を入れ、そこにお線香を立てます。ただ、この香炉灰の中に「埋まった部分」のお線香は、燃え残ってしまうことが多いのです。

写真は親族宅の香炉掃除をお手伝いさせてもらったときのもの。立てるときに挿す深さにもよるけれど、長いと地下2~3cmほどは残ってしまい、定期的にそれを取り除く必要がありました。

個人的に燃え残りを取り除く作業というのは結構好きで、つい先日までは「週に一回(毎週日曜日)」というペースでのお手入れが続いていたのです。

 

それを、「毎日数回」行うことにしました。

 

少し前に、最近の私が日に2~3回お線香をあげると書いたのですが、掃除のタイミングもそれと同時。

といっても、直前に火をつけたお線香が燃え尽きるのを待ち続け、それから掃除をしているわけではなく、あげたいと思ったときに「前回分の燃え残り」を回収しているんです。

昼にお線香をあげたいと思ったときは、朝の燃え残りを回収。ピンセットで引っ張り出して、ゴミ箱へポイっとするだけです。

このタイミングであれば、お線香の火がくすぶっていたり、熱が残っている心配もありません。

使うピンセットとゴミ箱(養命酒の付属カップ…)を他の仏具のすぐそばに常備するのも、掃除のハードルを下げるポイントでした。

 

毎日出番のある道具は、使う前後にお手入れする。
掃除道具は手の届く場所に用意しておく。

この方法だとお手入れ回数がぐんと増えますが、私はまったく面倒に感じません。

むしろ週一回ペースで掃除をしていたときより「燃え残りを探す」という手間がなくなり、時短で、楽になりました。

 

よくよく考えれば、私はお風呂掃除も「湯上り直後」にほとんど終わらせてしまうし、キッチンシンクの水気をとるのも「使ったあと毎回」、トイレ掃除は「行くたび」、階段掃除は「移動のついで」。いずれも回数は増えるけれど、ながら掃除なのでなんら苦痛ではありません。

掃除のための「専用の時間をつくる」のが、私には一番億劫なんです。

大掃除なども始めてしまえば没頭できるのだけれど、それまでが長い。腰が重くなる理由はそこにある。だから何かのついでに自然と動けるようなしくみづくりが最善の方法でした。

香炉掃除は、それを思い出させてくれたんです。

 

ちなみに天然石を香炉灰の代用にすると、灰は石の下に沈んでいきます。上のほうに残ってしまった分も、うつわを少しゆすってあげると消えるように落ちていきます。

下に溜まった灰はザルや排水口ネットなどに受けてふるいにかける、という作業を、やはり週一回のペースで続けることに。

けれど一番手間をかけていた「燃えカス掃除」は、今や毎日数回ペース。

それでも以前よりずっと楽をしている気がします。
楽なのに、仏具を大切に扱えている気もします。

掃除って、本当に「掃除しよう!」という意気込みでするより、何かのついでに気づいたら終わっているくらいのほうが私にとっては理想的。

 

他にも何か、楽をしたまま家がきれいにならないものか?

最近は、そんなぼんやり思考をめぐらせながら暮らしています。

 

なお、もしこれから香炉灰そのものを見直す機会が再び訪れたら、燃え残りが少ない香炉灰
を試してみたいと思っています。

やや割高ではあるのだけれど(香炉サイズによっては灰だけで数千円になりそう)、香炉のお手入れ回数が減らせるのは利点なのかなと気になっています。

 

本日の猫。

何をしているように見えますか?

よーい…

どんっ!
猫じゃらしタイムでした。

ただし、彼はどんなに猫じゃらしが縦横無尽に動き回っても、クッションの上から下半身を下ろしません。横着すぎるところが私そっくり…喜ぶべきところでしょうか?

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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