こんばんは、ヤマネコです。
もう何年も「やりたい」と思い続けてきたことへの一歩を、ようやく踏み出しました。
私の和服
着物と言えば、特別なときに着る機会はあったけれど、決して日常的に袖を通すことはありませんでした。どうしたって「お出かけ着」であり、汚さないよう家事をするときは脱ぐ(終えてから着る)という感覚。
でも私の長年の望みは、和服を特別なもの扱いせずに、日常的に取り入れることでした。
暮らしに和装を取り入れる
何の資格も、深い知識もありませんが、ずっと着物が好きで十代の頃から基本的な着付け(着物・浴衣)だけはできます。当時は「今」普段着にするという発想はなかったので、「いつか」とずっと思っていたのですが…来ないんですよね、いつかなんて。自発的に動かなければ。
そこで2016年の抱負のひとつに「着物を月一で」と入れました。
夏スタートを選んだ理由
ただ冬の着物は私にとってハードル(気温・生活・着替え…諸々)が高く感じられました。お正月に着たとして、2月、3月はどうだろう…と。
そこでルールを「夏に」と設定。私の希望は「和装を取り入れること」であって、単衣など(夏用)の着物にこだわる理由はなかったため、まずは「もっと浴衣に慣れ親しもう」と思ったのでした。
マイルール
- 月一回以上、外出のない日に取り入れる。
- 着用時間が数時間でも、一回と数える(洋服併用OK)。
- まずは夏の間だけ(6~9月/単衣・薄物の季節)。
- お手入れ方法などは、実践しながら学びなおす。
最初のルールはゆるく。もちろん月二回以上でも、丸一日着用でも、好きなように取り入れるつもりです。
まずは浴衣で暮らす
そんなわけで始めました。
数着ある中、これは(失礼ながら)変な柄だな…と思って練習用に選んだのですが、昭和の時代に手縫いされたもので、本物(?)のレトロだと思えば納得。そして着つけながら、ちょっと可愛く見えてきました。
私にあつらえられたものではなかったのでサイズ(身頃)が大きかったのですが、よほどの差がなければなんとかなるのが和服のいいところ。
そして、念願の。
割烹着で戦闘力アップ。
昨夏、この割烹着を買ったときに「和装用」を選んだため、着物の袖が収まるようゆったり作られていました。その機能がしっかり活躍しています。
たぶん割烹着を着たときだと思うのですが、帯(文庫結び)がすこしずれてしまったようです。こういうことにも気づけるので写真は撮ったほうがいいなと思うのでした。
※いずれも鏡に映った状態で撮影しているため、あわせが逆です。
洋服と和服
ここ数年でワードローブの中身が半分以下、最初の「数」が分かりませんが(途方もない量でした)、見た感じで言えば十分の一くらいにはなったと思います。地道に減らしてきたのです。今後も服をガンガン増やすことはないと思いますが、ここにきて和服が増えた(預けていたのを引き取った)ので、また洋服を整理しようかと検討中。
まだまだ先は見えませんが、いずれは和洋半々くらいにしたいかなと…これは年月をかけて、ちょうど良いバランスを考えていこうと思います。
私の「ふだん着物」元年
以前のブログでも書いたことがありますが、私の理想の女性像の一人が「磯野フネ」さん。サザエさんのお母さまです。和服で暮らし、割烹着に身を包み、家事をこなすしっかり者。
でも作品の時代背景や、環境、暮らし方もあるのだと思う。
私の今の生活で100%和装に移すのは現実的ではありません。無理して頑張るようなことではないから。でも着たいときには着たいので、そうできるよう準備しておきたいなと。
そして夏には「着たい」と思う機会が目白押し。お祭りだったり、花火大会だったり、うちわ片手に夕涼みがてら浴衣で散歩…それを叶えやすい季節。次は七夕に、と思っています。
カメラが戻ってくるまで、あと十日ほどとの連絡がありました。今日の着画は携帯電話のカメラ機能で撮りましたが、必要なときはこれでしのいでいこうと思います。でも猫写真はお休みさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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