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丸5年で手放した、蚊帳ふきん。

こんばんは、ヤマネコです。

2017年の年明けから使い始めた吉岡商店の蚊帳ふきんを、昨年末に処分しました。

開封時は、糊でぱりっと硬い状態。
ぬるま湯に晒すことで、ふわっと柔らかく。
毎日使って三年目には、一部が破け始め交換時期に。

とはいえとても使い心地がとてもよくて、そろそろ交換しようと思うものでさえしばらく用途を変えて使い続けていました。ここ一年ほどは、主に作業後の濡れたシンクを拭きあげるという目的で。

このひと手間は十年以上続けているのですが、そのための道具には色々なものを取り入れており、つい先日までは処分前の蚊帳ふきんだったんです。

その蚊帳ふきん、最後はこんな状態でした。すみません……なんとなく謝りたくなってしまう。

当初(2019年頃)は表面的な生地が破けていただけだったのですが、昨年の半ばにはその劣化が内部まで到達し、年末の時点では、いつ真っ二つに裂けてもおかしくないようなところまできていました。

時々煮洗いや漂白もしていたけれど、このときはこぼしてしまった黒豆(御節の準備)の煮汁を吸ってのこの色です。

 

できるだけ使い切ってから処分する、どんな道具もそういう気持ちでいるのが本音。蚊帳ふきんも同じこと。でもここまで手放すのを先延ばしにするとは自分でも想像していませんでした。晩年のシンクを拭きあげる作業には破けているのも気にならなかった上に使い勝手がとてもよく、なかなかお役御免とさせることができなかったんです。

最後の最後、昨年末には窓や玄関の扉を拭くのに活用し、大往生という心持ちでの処分となりました。

 

ここ数年はコロナ禍ということもあって、使い捨てふきんの出番が右肩上がり。そのためすぐに蚊帳ふきんを買い足すことは見送っています。ただ一枚300円弱で購入したものが五年ももってくれたことに改めて感動しました。

最終的には劣化を無視して使い倒していたけれど、生地自体が持つ吸水性や弾力性などの質感は最後まで落ちることがなかったんです。これが蚊帳ふきん全般にいえることなのか、私が選んだもの(レーヨン混紡)に限ることなのかがわかりませんが、他のタオル類とも異なる優秀さだなと思いました。

まだ数枚現役で活用している(時間差で使い始めた)ものがあるので、そちらも最後まで使い切ることを考えながら、今後もリピートを検討していきたいと思います。

 

 

本日の猫。

外の空気は冷たいけれど、日中の寝室には日差しが届いてほどよくぽかぽか。

弟猫は本日もここでのびのびお昼寝タイム。

体感的に日が伸びてきたとは思いつつ、数日後には大寒を迎える時季。風邪をひかないよう気をつけたいと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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