こんばんは、ヤマネコです。
昨年末にクイックルワイパーのフロア用を買いました。
実は今回、自分で購入する前に友人がパン部の部室用に買ってきてくれたものを使う機会がありました。何気なく手にした道具の使用感にとても感激し、自宅用に買い足した、という経緯です。
床掃除に使うシート式のモップは、過去にも似たようなものを何本か持っていました。今でも愛用している他社製品があるのですが、実は花王のクイックルワイパーを購入したのは記憶の限りだと初めて(実店舗でちょっとさわったことはあると思う)。
当然、実際に掃除に使うのは初めて。とはいえどこの製品を使ってもそんなに大差はないものだろう、という自分の思いこみを恥じるほどの出会いでした。
- シートの取りつけは簡単、しかも無駄なく全面活用できる。
- ワイパー本体の構造がすばらしく、ヘッドが想像以上に薄型。
- 場所によっては、収納アイデアいらず。
これらの説明は花王の商品公式サイトを見れば読み取れるのですが(数年前から何度も読んだことがあります)、自分で手にするまでそんなに響いてこなかったんです。ごめんなさい。
本体は組み立て式で、部品は多め。そのぶん継ぎ目も増えて、ゆるんだり折れたりすることが心配で避けた記憶があります。
でもパン部では数人のメンバーが代わる代わる使っていても一年以上何の問題もないし、わが家でも半年ほどの使用で柄の強度に不安を覚えたことは一度もありません。組み立て自体、説明書を読むまでもないほど簡単でした。
そしてすごかったのが、このヘッド。
ちょっとわかりにくいのだけれど、真横から写したつもりです。中央がふっくらもりあがるような形状で、クッション性もある素材。
これまでのシート式ワイパーは、四角いヘッド全面が床にぴったり密着しているように見えても、実際にすべらせてみると汚れやごみがつくのはそのシートの四隅ばかりでした。でもクイックルワイパーは真ん中まで汚れてくれる(というのも変ですが)ので、シート全面を無駄なく使って掃除ができている実感があります。
更にすごいなと思ったのが、柄を床に倒したときの角度。
ヘッドと柄をつなぐ可動部が私の知る限り過去最高にコンパクトなつくりで、きれいに折れる。家具の下など、わずか3cmのすき間でも入りこんでくれるそうです。こんなに薄くなるものなんだ! とびっくりでした。
実は愛用四年目、レックのほうきワイパーも2.5cmのすき間に入ります。
ただ形状がだいぶ違い、ほうきワイパーは家具と家具の間など「細くて深い場所」に強く、今回のクイックルワイパーは「低くて広い場所に」強かった。もちろん開けた床の掃除にも最適です。
どちらか一本だけで代用はできそうだけれど、今のところは使い分けています。手が届かない場所にまですーっと入っていく様子や、出てきたときに猫の毛などがごっそりとれているのを見るのはすごく気持ちがよく、両方とも毎日のように使うため手放せませんでした。
更に、これを考えた人はすごい、と思ったのはクイックルワイパーが立ったとき。
自立するわけではないのですが、柄の先端にグレーのラバーキャップがついていて、すべり止めになっていたんです。ちょっとしたことだと思うけれど、それでも他社製品でこの配慮がある掃除道具をあまり見かけたことがありません。
最初に(パン部にて)気づいたときは、壁に寄りかかる長い柄が微動だにしない様子にびっくり。よほどうっかりしなければ掃除の最中でも気軽に壁にあずけることができるため、「チョイ置き」という小さな作業がすごく楽になりました。時間にして一秒、二秒のことだと思うけれど、そのロスをなくす方法をこれまでは追求したこともなかったから。
収納に関しては、つるしておきたい場合にひもなども通せる穴があるし、細身の柄はキャッチ式のフックなどにはめこむこともできそうです。でも管理する場所によっては、立てかけておくだけでいい。収納グッズやアイデアなどが一切必要なくなる構造はすごい、と思いました。
これまで使っていたモップやワイパーにも我慢できないような不満があったわけではないし、選んだ理由もそれぞれにあり、その時々で気に入ったものを使っていました。でも、クイックルワイパーの不動の人気には、今更ながらの納得。
わが家での使用歴は半年弱ですが、パン部(自粛要請のため活動休止中)で使っているものも健在です。一年以上の使用で感じる劣化はなく、私の中で掃除道具の推しアイテムになりました。
私は(当時&現在)楽天よりも安かったAmazonで購入したのですが、ホームセンターのほうがお手頃かもしれません。
本日の猫。
猫たちの寝床は、基本的にリビング。でもやんちゃすぎる彼は「隔離」の意味もあって私といっしょに眠っています。
寝姿が本当に愛らしく天使のようなのですが……
今朝の寝相はすごかった(あのかわいい腕枕はどこにいってしまったんだろう……)。
起き上がる前の、私の視点からの光景です。
起き上がるのを思いとどまって撮影しました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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