こんばんは、ヤマネコです。
五年前に手づくりした数珠の補修をしました。
- 過去記事:手づくりの略式数珠は、キジトラ風。
女性用として考えるとデザインはだいぶ地味ですが、私がイメージしたのはキジトラの色。石選びから始めて数ヶ月かけ、思いどおりに仕上がりました。
そんな数珠ですが、年に数回は中の糸が切れてしまいます。
以前の私にとって、数珠は弔事や法事の際に持ち出すだけのアイテムでした。でも今は毎日お仏壇に向かうときに手に取っているため、使用頻度の影響で糸が切れやすいのだと思います。
もともと手づくりしているため糸の補修も難易度は低く、くり返しているうちにもすっかり慣れました。補修内容的にはいつものことなのですが、今回初めて、糸の代わりにテグスを使ってみることに。
本当は自然素材(綿糸)の使用を続けたかったのだけれど、あまりに切れてしまう頻度が高いので、私の場合は切れにくい素材を使うことも選択肢に入るのかなと。以前から考えていたことを実践してみました。
作業自体は、綿糸を使うよりもテグスのほうが楽。
数珠に糸を通す際、柔らかい糸の場合は糸通しのような道具を使うほうが簡単でした。
でもテグスはある程度の硬さがあるので補助道具なしでするする数珠を通していけます。
最後の留め(結び)も問題なし。きれいに仕上げることができました。
ただちょっときつめにしてしまったためか、これまでの数珠よりも輪の質感が硬め。
以前は完成後も柔らかくくったりしていたけれど、今回は輪の形状をかちっと保っています。現時点ではこれが良いことか悪いことかわからず、しばらく使ってみての判断となりそう。
とはいえテグスだとこれまでのような頻度では切れない可能性も高く、数珠(石)のほうを傷めないかどうか観察しながら使っていこうと思います。
私が数珠を手づくりしたのも、毎日手に取るのも、見送った猫を想いながらのことでした。
役立つアイテムと呼ぶと少し違和感があるのですが、心のよりどころになっているので、これからも補修しながら大切に使っていきたいと思います。
本日の猫写真はおやすみさせてください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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