2024.6.15  現在一部の画像が表示されないトラブルが起きています。 -  9.12 現在状況の確認と対応を進めています。

十数年分、スクラップブックを捨てる。

こんばんは、ヤマネコです。

積み上げると背表紙が20cmほどの厚みになっていた、雑誌の切り抜き寄せ集めノート、スクラップブックを処分しました。

 

スクラップブックをはじめたのは十代の頃。成人してからはなかなかこまめに取り掛かれず、雑誌をためこんでは消化するように作業していました。

もともと勉強で使っていたノートを不要になったものから再利用する、というのが私のやり方。書きこんだ文字の上でも構わず切り抜いた写真を貼っています。

  • おこづかいで専用のスクラップブックを買うのがもったいなかった。
  • 大半がリングノート(金属仕様)で、学年が変わって不要になっても処分が大変だった。
  • スクラップブックとして見返すときにも、リングノートの使い勝手がよかった。

だから、再利用。かさばるリングノートだったけれど利点もたくさん感じていました。

時間や手間をかけて育ててきたスクラップブックでしたが、このたびすべて分解し、分別処分しました。

 

きっかけは本棚整理。スクラップブックもそこに収まっていたものの一つで、この機会に必要かどうか、今後も残したいかどうか、というところを考えました。

  • 本棚に収めるものをもっと減らしたい。
  • 残したいページはあるが、全部でなくてもいい。
  • 「紙」で残す必要はなさそう。

アナログ好きなので、書籍全般においても「ぜったいに紙のほうがいい」と思っていた時期があります。でも2015年に電子書籍デビューをし、昨年からスマホを持ち始め読書用のタブレットも手に入れて、年月をかけて少しずつ柔軟に考えられるようになってきました。

それなら手元に「資料」として残したい紙類もデジタル化しようかなと。試しに一冊、パソコンへの取りこみに挑戦しました。

このとき活躍したのは二年ほど前に手に入れたスキャンスナップ(コンパクトなスキャナ)。リングノートの本文ページをリング部分から切り離し、あとは一ページずつ機器に吸いこませるだけ。

とはいえ山積みのノートを処理するのは大変だと思っていたのですが、始めてみたらあれよあれよという間に十冊、二十冊と取りこみが終わりました。スキャンスナップの手軽さには毎回のように驚き、感激してしまいます。

 

取りこんでしまえば読みやすいファイル(PDF)にするのも簡単で、これをグーグルドライブ(Gmailなどのアカウントでデータ保存して、複数の端末から閲覧できるサービス)に保存したら終了。

デジタル書籍と同じように、好きなときにパソコンやスマホなどで閲覧できるようにしました。

 

この作業、なんでもっと早くにやらなかったんだろう?

今はただただそればかり考えてしまうくらい快適になっています。

 

紙のスクラップブックも頻繁に見返す機会はあったのですが、リングノートは開きやすいぶん、ずらりと本棚に並べて収納してくと各々の金属が干渉して取り出しにくいデメリットがありました。

あとはピンポイントで「あの写真を見たい」と思ったとき、さがすのに手間取りました。大体どの一冊に含まれているかの目星はついても、細かい切り抜きをできるだけ傷めないようページをめくるのが少し大変だった。

それらもすべて解決です。

ページ数が多かったので多少は時間がかかりましたが、そのあとの閲覧がとても楽になったし、本棚のスペースは(20cmほどですが)空いたしで、メリットばかりでした。

 

改めて、他の紙類も少しずつデジタル化を図っています。

ただデータにしてしまうと「増えた」という感覚がマヒし、かえって不要なファイルまでも延々とためこんでしまいがちになるので、一定期間(数年かかっても)で処分できそうな書類はできるだけアナログのまま残しておくようにしています。

片っ端からパソコン(スマホ・タブレット)に取りこんでしまえば本棚のスペースもまた大きく空きそうですが、情報の扱い方はその都度考えながら、あとの苦労が増えないように続けていきます。

 

本日の猫。

雨が降る日はいつも眠そうだけれど、今日の強雨の中でもぽやんとしている猫たちでした。

けだるげな様子で寝てばかりいるときは、さわり放題タイム。

肉球の中に指をつっこまれても全然気にしない。

でもこのあと強制枕にされました。

明日、うちの地域はぐっと気温が上がって晴れるみたい。
猫たちの寝具もまとめて洗って干そうと計画しています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。

お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き