こんばんは、ヤマネコです。
季節の変わり目を意識しつつ整理を始め、先陣を切って処分したものの一つがビーズクッションでした。
ビーズクッションといえば、長年迷って今春とうとう買ったのが無印良品の人をダメにするソファ。
今でも毎日、猫と競うように(ほぼ負けつつ)堪能しています。
今回手放したのはもちろんそれではなくて、十年以上前に購入したサッカーボール型のもの。
サイズは丸くなった猫くらい(?)。当初はもっとふっくらしていたと思いますが、使い続けているうちに若干へたってきました。
それでも生地の伸縮性や中材のもちもちしたような肌ざわりは大きく変化せず、今も大満足のお気に入り。まだまだ使うつもりでいたのですが、どうにもならない劣化に気がつきました。
見えるでしょうか? 小さな穴が開いていて、ここから中のビーズがぽろぽろこぼれ落ちるようになってしまったんです。
あるときから手につくようなった小さな白い粒。最初は何かの食べこぼしかと思ったのですが、どうやらビーズクッションの中材だと気づいてびっくりしました。どこに穴があるのか、すぐにはわからなくて、六角形と五角形をつなぐ縫い目がほつれたのかと。でも原因は生地の真ん中にありました。
理由はおそらく猫の爪。と考えると今まで無事だったのが不思議なくらいですが、形状やサイズ的に「猫がのる」には適しておらず、そのおかげで難を逃れてきたのだと思います。
この天使の顔をした破壊神を迎えるまでは。
わが家のサッカーボール型のクッションは、私自身が背もたれに使ったり、抱きかかえるようにひじを置いたりするのには理想的でした。ハンモックとの相性もよかった。でも猫が上で寝そべるには小さすぎます。形状もまん丸に近いため、おそらく「のる」には安定感がない。
だから他の猫たちはほとんど見向きもしなかったのですが、新入り猫はこれをくわえて走っていきました。引きずっていったと表現したほうが近いでしょうか。
もう、やっぱりね、としか言いようがありません。君はそうするだろうね、って。
そしてとうとう穴が開いたのでした。
このサッカーボール型ビーズクッションの生地は、全面に伸縮性あり。そのおかげもあってか中のビーズも長持ちでした。
ただパッチワークのような生地が一枚だけで、二重(本体+カバー)の補強はされていません。今回のように穴が開いたら、もはやこれまで。丸い形状を考えると私にはぴったりのカバーをつくるのも難しい。部分的な補修も考えましたが、今後のことを考えると使い続けること自体が困難かなと、手放すことを決めました。
もう一つ、最近になって手放したのが、例のダンボール。
ニャマゾンにしたかったのに、ナマゾンになってしまった、あれです。上の写真よりも更に出入口が裂けてしまったので少し前の資源ごみの日に処分しました。
それまでほぼ毎日遊んでくれていたので突然の撤去は申し訳なかったけれど、なければないで別の遊びを見つけるプロたち。今回も許してもらえることを期待して。幸い、今の彼らはもう全然違う遊びに夢中です。
もともと私はサッカーが好き。今回のクッションが今の家のインテリアに馴染んでいたかはともかく、使い心地をとても気に入っていました。デザインだけでなく、感触やサイズ感も本当に好きだったんです。
でもこうして猫が呼びこむ整理の機会は、神の采配のようにも思う(ことにしている)。
ものによっては残念な気持ちになることもあるけれど、「あるのが当たり前」になっているものを減らしたり、使い倒したりするのに全力で協力してくれるのも彼ら。そんな見直しのきっかけを与えてくれる猫たちには、今回も感謝するばかりでした。
本日の猫は、昨日のつづき。
眠い。今年も秋眠(?)の季節が始まっています。
この天使が自分の体より大きなサッカーボール(クッション)をくわえて走り去るなんて、誰に予測ができたでしょうか……。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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