こんばんは、ヤマネコです。
今月も少しだけ庭の様子をご報告させてください。
元日からの大きな地震、その翌日の航空機事故。年の瀬にはまったく想像していなかった幕開けとなってしまったけれど、そんな状況の中で迎える寒波とあって、更に落ち着かない一月をすごしていました。
現在わが家の庭ではほとんど花が咲いていません。唯一といってよいほどの存在感であるツバキは、少々花びらに傷みが多く、少し様子を見ています。
代わりとばかりに賑わっているのが赤い実。こちらはナンテン。
今冬は不思議なほど鳥の訪れがありません。ナンテンには毒性もあるのでそれを避けているとも考えられますが、例年と比較すると明らかに減らないので、やはり不思議。
(毒性に注意は必須ですが、一粒で致死性があるといった猛威ではないようです)
別の方角にあるクリスマスホーリーの赤い実はだいぶ持って行かれてしまったので、鳥たちの食事はそちらで間に合っているのかも?
理由はわからないけれど、紅白ともに元気なナンテンの実が、一月も末に差し掛かった今も鈴なり状態を保っています。
前述どおりクリスマスホーリーの実はほとんど見えなくなってしまったものの、もう一種類たわわに実っているのがマンリョウ。
ナンテンは見上げるほどの高さに成長していますが、わが家のマンリョウはまだ膝高ほどの低木です。
対のように挙げられるセンリョウの実は、葉の上に。
こちらのマンリョウは、葉の下に。隠れるような存在感。
それぞれ似たような実がつくのだけれど、立ち姿を見ればすぐに見分けられるようになりました。
いずれの実も赤という色が発端なのか、縁起の良い植物とされています。葉に隠れてしまうマンリョウよりもセンリョウのほうが縁起が良いと聞いたこともあるのですが、私にとってはどちらも華やか。そして飾り方次第でも印象が変わります。
千両、万両の名前にふさわしく、利益や富といった言葉を花言葉に持ち、それを祈願して飾られることが多いようです。
ナンテンは漢方薬の材料として使われることもある植物だけれど、全草毒があるので要注意。葉をお赤飯に添えれば防腐効果を得られるなど先人の知恵を私は取り入れたくなるのですが、そのまま食べたりしないよう注意が必要なのだろうなと思います。
ナンテンは、難を転ずるという語呂合わせからも縁起の良さをイメージしやすい樹。わが家でもお正月にはお世話になりました。
日々の暮らしの中で、くり返し、くり返し、縁起を担ぎ、幸せを祈願する。それを続けることにむなしさを覚えることもあるのが本音です。大きな災いが訪れ、それも続いてしまったとなれば尚更。
でも実際には禍福倚伏。幸も不幸もバランスよく訪れるもの。すべての災いを避けて生きることができそうにないなら、折々に祈ったり願ったりもしながら、心身からものごとまでの備えを自分にできる範囲で続けていきます。
本日の猫。
今年もお世話になっている猫用寝袋。
- 過去記事:ダウンは今年も、自宅で洗濯。
譲っていただいたた古いダウンジャケットなのですが、寒波を迎える日々、本当に大活躍しています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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