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2019年7月の庭、明けぬ梅雨と早い秋。

こんばんは、ヤマネコです。

そろそろ関東も梅雨明け間近。今月もわが家の庭のご報告をさせてください。

 

※アップではありませんが、途中で「カエル」の写真が混じっています。撮影時には気づけないほどの保護色でしたが、苦手な方はご注意ください。

 

極端に短かった2018年の梅雨に比べ、今年の梅雨はやけに長く、雨が多く、そのぶん日照不足が問題視されていました。

そんな中でもきれいに咲いていたのがアガパンサス。庭に出ようと思うたび雨、ということが多くて満開時を撮り逃してしまったのですが、今年も凛々しく咲いてくれました。

ただ梅雨入り前の酷暑が理由か、例年よりも全体的な量が少なめで、枯れるのも早めだったように思います。少し残念でしたが、それも気候の変化から自然を感じる一つの形かもしれません。

 

アガパンサスの少なさを補うようにたくさん咲いてくれたのが、ヘメロカリス。

今月の中旬までは代わる代わるつぼみが開き続けていたようで、どれも見惚れるほどの美しさでした。

 

開いた花もいいけれど、つぼみにときめくこともあります。

キキョウのつぼみが、もう本当にかわいくて。

何枚も撮影してしまった。

なのに咲いたあとの写真(でピンボケでなかったもの)はこれしかありません。

よく目にするキキョウは紫ですが、わが家では白を選びました。紫もすてきだけれど、白も清楚でかわいいです。

 

同じく白い花、こちらはクチナシで、八重です。

開いているほうは中央にめしべ(?)が見えているのですが、雨にあたったことでしおれてしまいました。ただ、クチナシもつぼみのかわいさにドキドキしながら撮影。バラと似たような美しさを感じました。

白い花をつけるクチナシですが、秋についた実は黄色の食用染料として使われます。八重咲きの場合は結実しにくいそうなのですが、(くったりしていても)めしべがついているように見えるので、わずかに期待を残したまま見守っています。

 

実がつくといえば、先月写真を用意できなかったナンテンの花。

咲き終わりの写真ですが、かわいい小さな白い花が少しだけ残っていました。花が落ち、先端がふっくらしているのは実への変化が始まっているところ。冬には赤く色づきます。

自分でもしっかり観察したことがなかったので、こうして見るとわくわくしてしまいました。

 

そして、こちらはたしかな実。

今月のトマト自給率は100%。

といってもうちの家庭菜園にあるのは大きなトマトではなく、中玉以下の小さな品種だけなのですが、そのまま食べたり、マリネにしたり、ペーストにしてトマトソースをつくったり。楕円形で果肉の厚いアイコなども(家族が)育てつつ、旬の野菜として堪能しています。

 

ダメ元で提案したら初採用されたのが、とうもろこし。

結実のために人工授粉(筆を使用?)もしたのだとか。小さな畑でも育つんだ! と驚くばかり。ただ育て方の問題かあまり太った実ではなさそうですが、どんな形でも「自家栽培」というだけで立派な市販品よりおいしそうだと思えてしまいます。

ちなみに上の一枚は、冒頭で注意事項として書いていた「カエル」の写真一枚目。トウモロコシの左横にいます。二枚目は後半に、もっとあからさまに写りこんでいるのでご注意ください。

 

それからトマトの根元で自生を始めたのが、食用ホウズキ。

今年もたくさん育っています。

ちなみに観賞用ホウズキの苗もあるのですが、なぜか今年も実がつきません。ホウズキって勝手に育つくらい強いと聞くのに、うちの子らは天邪鬼が多い様子。

 

実ではなく、花を楽しむ植物に戻るのですが、こちらはハギ。

写真で見る限り、ハギの中でも「キハギ(ノハギ)」と呼ばれる品種なのかなと予想。改めて調べているところです。植物名って難しい。

 

そしてこちらが、オミナエシ。

つぼみと、

花です。

子どもの頃の私はこういう立ち姿の黄色い花をすべて「ナノハナ」と乱暴に呼んでいた気がしますが、実際にはナノハナよりもだいぶ背が高く、それでいて細く可憐な印象でした。

そして咲くのは、夏から秋。前出のキキョウ、ハギ、そしてこのオミナエシは、秋の七草のうちの三草です。今回は撮影していませんが、別にススキ、ナデシコ、フジバカマがわが家の庭でも育っています。旺盛すぎるというクズの花だけがありません。

実は開花後のオミナエシには、もう少し大きめの写真があるのですが、「カエル」も大きめに、しかも複数写りこんでしまったので、苦手な方はここで画面を閉じていただくか、一枚飛ばして次に進んでください。

次の一枚には、カエルが写っています。

 

よろしいでしょうか。

オミナエシはかわいいと思います。

私もカエルはあまり得意ではないのですが、存在には風情も感じるし、遠目に見守ることには抵抗がありません。でもカエルは私にとびかかってきそうだし(被害妄想?)、そのカエルに猫がとびかかっていきそうだし、接触は遠慮したく思います。

以下、(私が関知している限り)カエルはいません。

 

そしてこちらは、元気に育っているラムズイヤー。

長いこと「ウサギ」か「ヒツジ」かで迷ってきたけれど、先月改めてヒツジだったことが判明しました。

さすがハーブ、ほったらかしでも元気。あまりに旺盛すぎて、ほしいと声をかけてくれた友人に(また)分けることが決まっています。

 

そしてどこまでも華奢なのに、長雨の間も意外なほど元気だったのがハクチョウソウ(ガウラ)。

長い茎の先に白い花が複数つくので、花壇の奥や端っこに植えても映える植物。花自体の存在感はさほど強くありませんが、とてもかわいらしく、年々愛着が増しています。

 

文字どおりの「遅まき」になってしまったのが、ヒマワリ。

家族が友人からいただいた種を忘れていたそうで、梅雨の最中にまきました。時期的に芽が出るか不安でしたが、無事発芽。その後もすくすく育っています。花が咲いたらまたご報告させてください。

 

そういえば根づいた、根づいたと文字ばかりのご報告になっていた、マタタビの挿し木がこちら。

根っこが出ているかの確認はしていないのですが、二週間経っても葉が生きているようなので、根づいたのではないかと思います。ダメになってしまった枝もあったのですが、無事に育てば、いずれは自家製のマタタビが収穫できるかなと楽しみにしています。

 

そしてさいごの一枚は、もう手元にはない実。

先月、あっという間に鳥に丸裸にされてしまったとご報告したジューンベリー。私たちの口には一粒も入っていないけれど、収穫を楽しみにしていたころに撮影した写真が残っていたのでのせさせてください。

あのころはよかった…………。

 

そんな一喜一憂も楽しみながら、季節の庭を見守り続けています。

 

本日の猫。

突然の猫じゃらしターイム!

興奮すると二足歩行(?)も始めます。

今月は雨が多くてほとんど外出できなかったから、少しストレスがたまっているかも?
梅雨が明けたらハーネスを使った庭散歩も再開しようと思います。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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