こんばんは、ヤマネコです。
私が一日の大半をすごす場所。そのわりにあまりブログのテーマにしていないのが仕事部屋です。
公開できないものがたくさんあることや、家じゅうでここが一番雑多な状態のまますごしているのが写真をのせにくい理由。それはそれとして、リビングやキッチンと同じく快適にすごすための見直しはたびたび進めていました。
昨年は何度目かになる大掛かりな模様替えもすませ、今は狭いながらも自分だけのスペースとして趣味や仕事に没頭できる環境づくりができているように思います。
この十年で、ものの配置変更や入れ替えなども多々あったのですが、私にとって一番大きかったのは猫のこと。
当初、仕事部屋にはできるだけ猫を入れないつもりだったんです。
細々とした仕事道具はペン一本でも猫には危険かもしれないし、棚に収めた蔵書の背で爪をとぐ子も過去にはいたから。自分のためにも猫のためにも立ち入り禁止が心の安寧につながるかなと。
とはいえ暮らしているうちにその気持ちもゆるみ、今は人間(私)が仕事をしている最中だけは猫の入室を許容しています。数年前には本棚の上に猫のスペースもつくり、積極的に迎え入れることも考えるようになりました。
- 過去記事:空になった本棚と、持たない猫用品。
猫を単独で仕事部屋に残さないこと。大きなルールはそれだけにして、あまり気負わずすごしています。
そんな仕事部屋に、最近一つ加わったルールがあります。
それは、飲み物を利き手側に置かないこと。
利き手とは反対側の机上に、カップなどを置くスペースをつくりました。
取っ手のあるマグカップなどは利き手でつかむほうが安定して、こぼす心配がありません。だから置く場所も利き手側。それが理想的な定位置だと思っていたんです。
ただマウスやペンも握るのは利き手。腕を振り回しているつもりはないけれど、細々とした作業で動かす手が、意図せずカップなどにぶつかってしまうことがありました。
そんなときに倒れにくいよう、カップも安定感のある寸胴タイプを選択。おかげさまでひっくり返すようなトラブルはだいぶ減ったのですが、それでもちょっとしたときにぶつかって、ひやりとすることは続いていました。
そんなトラブル自体を減らせるよう、所作について気をつけたり、机上のカップの定位置も見直したりをくり返すこと数年。その定位置を変更するのもほぼ利き手側でのことだったのですが、思い立って反対側に置くことにしたんです。
右利きであれば、左側。そうなると左手でカップを持つのが自然な動作になるはずだけれど、あまり意識して取り入れたことがなかった動きなので、慣れないうちは違和感ばかり。かえってカップを取り落としそうで不安になりました。ただそれも数日のことで、慣れたら不便も消えてきたんです。
直に取っ手をつかんでもいいし、まずは本体を握ってから、利き手に預け直してもいい。
いずれにしても(イラストでは割愛していますが)カップには蓋をのせているので、飲み物を口にするときは大抵両手を使います。その流れの中に一連の動きを落としこんでしまえば違和感もなくなりました。
これなら定位置のカップに手がぶつかって、どきっとすることもなくなりそう。久しぶりに「これだ」と思える飲み物の定位置ができました。
気候の変化とともに仕事部屋からも防寒グッズが減り、部屋全体も少しすっきりしてきた今日この頃。その中で机上の見直しも続けていたのだけれど、このタイミングで幸いしたのは猫の定位置を増やせたこと。
写真では床の上ですが……(ごろり)
定位置を増やしたのは、もちろん机上での話です。
先日ブログで書いていた無印良品のワゴンのおかげで、机の上に仮置きしていた仕事道具の一部を移動させることができました。
その結果、飲み物の定位置をあっちへこっちへと変えて試すことも簡単になり、その広々とした机の上には猫の寝床も確保できることに。
冬場は仕事部屋でも私にくっついていた猫たちですが、これからの季節はそれぞれの快適な場所をさがし始めます。机の上もその候補地に含めてもらえたらいいかなと。
以前は仕事部屋に猫たちを入れないようにしていたはずが、今では快適にすごしてもらえる方法を模索するようになりました。カップの形状や定位置を倒れにくいものにするのは、そんな猫たちの存在を含めての選択でもあります。
ひとまずは机上のマグカップ。
右手で持つものは右側に、左手で持つものは左側に、という収納の基本のようなルールを守っていたけれど、少し切り替えてみると便利な場合があることも実感。まだしばらくは仕事部屋の改革が続きそうなのですが、柔軟に考えながら見直していきたいと思います。
本日の猫。
散々ごろごろしている弟猫。
実は先日の猫草を思いのほか早く食べきってしまい、本日は不貞腐れていました。
(次のセットも仕込んでありますが、まだ発芽したばかりなのです)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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