こんばんは、ヤマネコです。
猫用のおもちゃを、猫といっしょにつくりました。
というと、とんでもなく大げさなのですが。
材料は私のストッキングです。
といっても未使用品。
ストッキングを着用するような機会が私にはめったにないのだけれど、所用あって新品をおろしたところ、脚を入れる直前に子猫がくわえて走っていきました。また君か。
いえ、私の想像力と危機感の欠如が最大要因です。
(タイツや靴下などには反応がにぶかったので油断していました…)
そのストッキング。次に見つけたときにはどうがんばっても外に着用していけるような状態ではなかったため、泣く泣く処分することに。
その前に掃除か排水口の水切りに使おうと思ったのですが、ふと思い立ち、細長い薄布の塊をぐるぐると巻いたり結んだりしながらボール型に。途中で手元にあった鈴をとおして完成させました。
材料を用意した(?)のが子猫ならば、つくったのは私、そんなコラボおもちゃ。こんなものでも当人ならぬ当猫は大興奮です。
楽しそうで何よりでした。
この子を保護したのが夏のおわり頃。
それから三ヶ月弱が経とうとしているのですが、当初は濡れた洗濯物を干す前の「ばさばさと振る音」にびっくりして走って逃げてしまうほどでした。しまった! 怖がらせてしまった! と慌てて追いかけたあと、おやつでご機嫌をとったのが遠い昔のことのようです。
今、同じように洗濯物をさばくと、その音を聞きつけて全力で向かってきて、その濡れた布のかたまりをくわえて走り去ろうとするほどに成長しました。
どこでどうなって、こうなったのか。
好奇心旺盛。
生活音を怖がらない。
安心感へもつながる成長ぶりを見ながら複雑な心境にも陥ってしまいます。
そんな子猫、このストッキングボールをとても気に入っておりまして……
投げると持って帰ってきます。
どちらかと言えばワンコの技だと私でも思うのですが、うちにはこの特技を持つ子が数名おります。
利発なワンコの場合は「ご主人さま! とってきたよ!」というイメージが強いのに対し、猫の場合は「よーし! もう一回投げてみろ!」と言われているような気がしてなりません。
投げるけれども。
幸いなことにストッキングは予備を持っていたので、ことなきを得ました。
変わり果てた姿になったほうもリサイクルができた上「ストッキングをはくときは攻撃に備える」という学びも。
みなさまも新しいストッキングを開封した折には、どうぞお気をつけください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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