こんばんは、ヤマネコです。
本日8月8日。漢数字の八月八日を分解すると八+八となるという理由から、本日はお米の日だそう(毎月8日が米の日という説もあるそうです)。
少し前から改めて玄米について調べ始め、そのときに出会った「洗い米」という方法がとても簡単そうだったため先月から取り入れていました。
洗い米というのは、料理研究家の土井善晴さんが考案されている方法。
端的にいえば、洗った白米を水に浸しておかず、ざるで水切りをした状態で「表面に残った水分だけを吸水させる」という方法。もっと詳しい(正しい)内容がNHKのサイトに書かれているので興味のある方はご覧ください。
この方法は白米を使った場合に限定されるものだと思ったら、玄米の場合も一晩浸水させた後に水を切ればよいとのこと。ざるにあげておくのは、夏場なら30分、冬場なら50分を目安にと推奨されていました。
浸水について「一晩」と書かれていれば長くとも10時間程度のものかなと思うのですが、わが家の玄米は最低でも24時間水に浸しています。
- 前日に浸水させておいた玄米を軽く洗って炊飯の準備に回す。
- 翌日のための玄米を洗って水に浸しておく。
これをほぼ同時進行で行うため。ペースが一日おきになることもあるけれど、ほぼ毎回このくり返しです。
この循環方法だと容器は一つでもいいのだけれど、中身を空にした瓶は洗って乾燥させる時間をもつほうが衛生的かな? とぼんやり考えたことがきっかけで二つ使うようになりました。
上の写真では、左右の瓶に入っているお米の量はどちらも同じ二合です。
一日浸水させただけでだいぶ変わるので、玄米は洗ってすぐ炊くには向かない食材。でもこうして浸水させた後でざるにあげ、水切りすればいいならまったく手間ではありません。
ざるにあげた際、中央をくぼませておくと尚よいとのことでそれも採用。
今の時季なので炊飯前の30分を目安に行うようになりました。
また、もし水切り後すぐ炊く作業へと入らない場合は、ポリ袋などに収めて冷蔵保存しておけば二日ほどはもつそう。私は瓶に戻したりタッパーに移したりしていますが、その際に「水を注いでおかない」という発想は目からうろこ。
こうして仕込んだ洗い米、水加減がしやすくなったことに気がつきました。
実は直前まで浸水させていた玄米(発芽玄米)を炊くときに、慌てて作業するあまり水加減を誤ることがあったんです。食べられない、食べにくいというほどのトラブルはなかったけれど、たまに口に入れた瞬間ちょっと水っぽいなと感じることがありました。おそらく直前の水切りが不十分で、そこに加水して炊飯した結果やや水分が多いなという炊きあがりに。
でも水切りしておいた洗い米を使うと、それがまったくなくなりました。
なお水加減についてもレシピページを参考にすると「米の体積と同じ水分量」となっているのですが、毎回確認するのが手間なので水分量についてはこれまでと同量、計量カップを使っています。
直前まで浸水しておいた場合もざるで水切りしてから炊飯器(わが家では圧力鍋)に移すので、ざるにあげた後しばらく待つ、その時間だけが増えました。とはいえ手間というほどではないので難なく続けることができています。
思えば、この「水を切る」という工程は私の母や祖母は実践していたように記憶しています。厳密に時間をはかってということはなかったと思うけれど、洗った後のお米がざるにあげられている光景は子どもの頃の私にとっては日常ともいえるものでした。
まったく同じものではなかっただろうと想像するのですが、さほど手間にもならないのに曖昧にしていた部分に意味ができ、習慣になること、とてもありがたい好循環だなと思いました。
本日の猫。
今日も寝坊気味の弟猫。
起きてもらうべくちょっかいをかけるものの……
ここから動く気はさらさらないようでした。
台風(10号)が関東へと接近しているとのことで身構えながら過ごす週末だったのですが、当家地域では今のところ特別影響を感じていません。とはいえ9号も控えている中、引き続き警戒していきたいと思います。
どうかみなさまもお気をつけください。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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