こんばんは、ヤマネコです。
猫と暮らす日々の中でも、ちょくちょく色選びが重要になることがあります。
きっと一度は悩むのが、洋服。
いっしょに遊んで汚れそうだから、「白(淡い色)」を避ける。
猫の毛の付着が目立ちそうだから、「黒(濃い色)」を避ける。
極端な白黒の二択でも一長一短。逆に猫と同化してしまうような色に悩むこともあるし、そもそも色だけではなく素材に左右される部分も大きいので、結局いつも「気にしすぎても仕方がない」という結論に落ち着きます。
いずれにしても汚れを目立たせたくないという考え方が先行してしまうことが多いのですが、その一方で、目立ってほしい汚れも多々ありました。
そのうちの一つが、キャリーバッグの内側のこと。
バッグ自体を「黒」にしたのは、長持ちを期待して汚れが目立たないように、逆にこまめなお手入れができるよう猫の毛が目立つように、色々思うところがあったけれど、今も悪くない選択だったと思っています。
ただ、一年前、闘病中の猫が入っているときには気になることがありました。
このキャリーバッグはふだんから「ベッド」として解放していて、元気な子が使っているときは(色には)何も問題ないのです。
けれど闘病中、それも嘔吐や出血などへの注意が必要なとき、土台が黒地というのは大きなデメリットでした。
嘔吐の量がわずかだったり、胃液だけだったりすれば、そのシミは見えにくいはず。血の色も同じです。そうなると、見落としてはいけないのに見落としてしまう事態が起こるかもしれません。
バッグは洗えばすればすむことです。でも猫の容態チェックには不向きの黒。本来なら、実際にこれを使う子にあわせた色選びが必要なのだと実感しました。
当時はバッグの底にトイレシートや白いブランケットなどを敷いて対策。こまめに取り換えたり洗濯したりと、わずかながら心配ごとを減らすことができました。
そして現在、差し迫った容態の子はおらず、このキャリーバッグも「通院用」より「ベッド」としての用途がメインに戻っています。バッグの色にも問題はなくなったのですが、そのあとも中のクッションだけは白のまま。
子猫がやってきたから。
気持ち的な理由でこのバッグを他の子に使えない期間がありましたが、それをこの子猫が打ち破ってくれました。ついでにこの子を連れての通院や外出が増えたことも、白を選び続けるきっかけとなった出来事の一つ。
もしかしたら(まだ)ノミがいるかもしれない。
トイレを失敗してしまうかもしれない。
そんな心配があったときにも、白地の可視性には助けられたから。
幸いにも大きなトラブルはなかったけれど、対策として「内側(底)は白」で正解だったと思います。
ちなみに、この白、
昨年の夏に使い倒したユニクロのパーカーです。予告どおり(キャリーバッグの)クッションカバーになりました。
他のクッションと同じく古着の生地を切り縫いしたわけではなく、パーカーの形のまま底の敷物を包んだだけです。ウエスには向かない生地だったのですが、こんな形であっても便利。さいごのさいごまでお世話になります。
というわけで本日の写真は、すべて昨年の秋に撮影したものでした。
大きさはだいぶ変わっているのですが、中身(猫)のやんちゃさと可愛さは相変わらずです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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