こんばんは、ヤマネコです。
二週間ほど前に仕込んだ梅シロップの経過報告をさせてください。
青梅とてんさい糖で仕込む梅シロップ
- 過去記事:グラニュー糖で、梅シロップ。
基本のレシピは白ごはんドットコムさんを参考にし、その上で過去にも経験(成功)しているグラニュー糖での梅しごととなりました。
一日目(仕込み立て)
夜にはじんわりと全体が湿ってきたけれど、仕込んだ直後は砂糖に埋もれる梅でしかありませんでした。
二日目
ガラス越しに確認できる梅が結露しているように見えるのですが、砂糖が溶けた結晶のような印象でもありました。
三日目
砂糖と梅の間にすきまが。おそらく水分がにじみ出たことで梅の果実が縮んだのだと思います。砂糖がこのまま固まらないよう、こまめに振る必要性を再認識。
四日目
だいぶ水分が出てきて、全体的にしっとり。瓶を振ることで上部の梅が露出しやすくなり、分離しないよう改めて気をつけ始めました。
五日目
透明なシロップが増えてきて、この頃から振るのが楽しくなってきます。朝昼晩プラスαのシェイクタイムが日課となりました。
六日目
左は振った後、右は振る前。まだ溶けていない砂糖がだいぶ下に落ちてしまいましたが、振れば混ざることも実感できます。
七日目
下に落ちた砂糖の層は、振る回数が少ないと泥のように固まってしまい、瓶を一晩逆さまにしても落ちてこなくなるトラブルを過去に経験ずみ。振れば混ざるというのを日々確認しながら同じ作業を続けていきます。
八日目
底にたまる砂糖が1cmほどになりました。この頃から溶けないことへの不安がほぼなくなり、代わりに発酵しないか? の心配をするようになりました。
(材料としてのアルコールや酢は加えていません※空瓶のアルコール消毒のみ)
九日目
ほんの少し砂糖の結晶が残っている印象でしたが、層になるほど溶け残ることはないと確信していました。発酵の兆しもなさそう。
十日目
わずかに残っていた砂糖の結晶もほぼゼロになりました。
それからまた数日経過しているのですが、現時点でもトラブルなしです。
幸い梅シロップづくりは成功が続いており、発酵している状態をじかに見た記憶があまりありません。ただネット情報から、液体の表面に白い泡がぶくぶくと出てくる様子が発酵のサインだと受け止めています。
今のところ今年も問題なさそうです。
発酵をさせないために
毎日瓶を振りながら、その発酵につながる可能性についても考えていました。
- 梅を洗った後はしっかり水分を拭きとること。ざるなどに広げた状態で数時間乾かすと尚よし。
- 瓶や道具を清潔に保つ。使う前に消毒を。
- 仕込んだ後は、むやみに瓶を開けない(雑菌の混入機会を増やさない)。
- 仕込みから数日後、浮いてきた梅にもシロップがかかるよう意識して振る。
- 瓶のふたをつかんで持ち上げたり、振ったりしない。
この辺りが大切かなと。
砂糖が完全に溶けきるにつれて梅の果実が浮いてきます。その部分だけは長時間シロップに浸かっていないことになるので、腐りやすさにつながるのではと思いました。そのためだいぶ砂糖が溶けてきた頃からは、浮いている梅の上下が入れ替わることも意識しながら振るようにしています。
それから握力強めの私がやりがちだったのは、ふたの部分をわしづかみにして瓶を持ち上げてしまうこと。振る前の一瞬であっても、それでパッキンや金具に緩みが出る可能性もあるようでした。所作の問題でもありますが、瓶を持ち上げるときは必ずふたに負荷がかからないよう、本体を持つことを遵守。
また私は完熟梅でのシロップづくりもしたことがあり、今年用意した青梅の中にもちらほら熟し始めた色合いの梅が含まれていました。それでも現時点での(過去の梅しごとを含め)発酵という失敗は免れています。
2018年の様子。
ただ青梅以外の材料が混じることで発酵リスクが上がる可能性はあると聞きました。やはり失敗回避を一番の目標にするのであれば、硬い青梅を使うほうが安心につながるのかもしれません。
完成はもう少し先
今日の様子では、瓶の中の梅はだいぶしぼんだように小さくなっていました。
砂糖が完全に溶けた今、すでにシロップとして楽しむこともできるのだけれど、あと数週間(色がほんのり琥珀色に近づくまで)は熟成させておくことに。
今年は早めの仕込みができたので真夏にシロップを楽しむことができそう。炭酸水を用意しながら、それまで引き続き毎日ちょこちょこ振っていこうと思います。
本日の猫。
これは以前購入した、ロングけりけり。
- 過去記事:猫のけりけり、歴代一絶妙な長さ。
今も現役で……猫の爪や牙を受け止めてくれています。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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