こんばんは、ヤマネコです。
昨日の宣言どおり、今日は梅しごとに励みました。
2016年から梅干しを漬け始めて六年目(昨年はお休みしたので厳密には五年目)。始める前はハードルが高いように感じていたけれど、漬けたり干したり熟成したりと数ヶ月に渡るだけで、その都度の作業時間は30分程度です。もちろんたくさん仕込むときは梅の数だけ手間や所要時間も増えますが、今年はひとまず1kgだけにしたため今日の仕込みもあっという間に終わってしまって拍子抜けするほどでした。
初日(昨日)行ったのは、梅の実を買ってきて、一粒ずつそっと洗いながら状態をチェックすること。
完熟梅は青梅ほど硬くはなく、外皮が起毛していて小粒な桃のようにも感じます。扱いは終始、そっと。洗い終えたら清潔な布巾でやはり一粒ずつ拭き上げ、盆ざるに広げて一晩乾かしました。
買ってきた梅はやはり洗う必要があると思っているけれど、水分(水道水)が残ったままの状態では仕込み後のかびや傷みにつながるので、しっかり拭いた後でも数時間は燥時間をとるようにしています。
この時間に傷みが進むと困るので、涼しい場所で、長く放置しすぎないような配慮も必要でした。
二日目(本日)は、一晩おいて乾いた梅の実の「ほし(なり口の軸・へた)」を取り除くところから。ただ今回買ってきた梅の実からは洗っているときにもほしがぽろっととれることが多かったので、今日は大して手間がかかりませんでした。
次は、計量。
大体940g。この重さに対し約18%(×0.18g)の塩を用意します。
私は細かい数字をくり上げてしまうなど数値はおおざっぱなのですが、最終的に塩分が不足しないように、という点に気をつけています。
そしていよいよ塩漬けの工程に入るため、用意したうつわは例年と同じもの。今年の1kg弱の量には大きすぎるのですが、この季節は梅専用容器になっているも同然なので迷わず使いました。
薄く塩を敷いた底にアルコール消毒した実を一つずつ並べていきます。今年はぎりぎり一段だけ。実は一度ははじいた黒点の多かった実を少し戻し、ようやくこの数になりました。
このとき、できるだけなり口(ほしを取り除いた部分)が上に向くよう並べ、そのくぼみに塩を詰めるような状態で漬けていきます。
一番傷みやすい(傷み始めやすい)のがこの部分のようなので、その対策で。
あとは梅と同量(今回は1kg)の重石をのせ、現在、梅酢が上がってくるのを待ち始めたところです。
昨年は梅につづき、季節しごとの大半をお休みする一年になりました。そのぶん他のことに時間を回せたけれど(ちょうど仕事も忙しくなってきていたので助かったけれど)残念な気持ちは変わらず持ち続けていたんです。
まだ完全に落ち着いたとはいえない情勢の中、思うようにいかないことも多々。それでも自分にできるところから少しずつ、やりたいことをする暮らしを取り戻していこうと思っています。
本日の猫。
私が梅を漬けている間(20分くらい?)、ずっとここでこのポーズのまますごしていた弟猫。
そわそわと歩き回るようなら(毛が入ってしまう心配があるので)退室願おうと思っていたけれど、ちょっと心配になるほど動かなかったのでそのまま寝ていてもらいました。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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