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2021*夏の終わりに、梅の土用干し。

こんばんは、ヤマネコです。

今週後半、梅の土用干しをスタートしていました。

 

昨年はあきらめた梅しごとでしたが、今年は6月になんとか梅を漬けることができたんです。その梅しごとの締めくくりに、梅雨明けから土用干しをしようとそわそわしていました。

こんな条件がそろう機会を狙って。

  • 三日間の晴天続きに自信を持てること。
  • できれば強風ではないこと。
  • できる限り在宅が続くこと(状況に応じて対応できるように)。
  • 近隣で工事などが行われていないこと。

最後の工事については、先月まさにわが家の地域であったこと。騒音やほこりっぽさなどそこまで大変なものではなかったのですが、思いのほか長引いていたのと、時々薬品か塗料のような不思議な香りがただよってきたこともあって庭に梅を並べることを避けていました。

 

ところが月が変わって8月、どうやら工事は終わったものの、わが家の地域では思いのほか雨がよく降りました。三日間(できれば余裕をもって四日間)の晴れ予報が続く機会にも巡り合えず、とうとう8月末。

そんなタイミングで迎えた今週後半は比較的理想の条件がそろっていたので、やっと梅しごとの再開です。

 

こちらは梅を塩漬けにして二週間ほどたったころ(7月頭)。

本来ならこの時点で多すぎる梅酢はすくい出してしまうのですが、今年は一段(1kg)だけだったので、重石の調節だけをすませてありました。

それから気づけば一ヶ月半ほど経過。

赤梅干し(赤しそを使う方法)ではなく、今年も白梅干し。色味などが少し濃くなった程度、ほとんど変化のない状態で土用干しに入ることができました。

ざるに直接並べるか毎回迷うのですが、今年は不織布製のクロスを敷くことに。あとはガラス瓶に注いだ梅酢といっしょに、庭に並べておくこと三日三晩(約四日)。

無事に梅干しが完成しました。

 

今年は一粒だけものすごく塩をふいた梅があって、これにはちょっとびっくり。

他の梅も同様になっていたならともかく、この粒だけがあからさまな変化を起していたからです。一瞬、かびでは? とも錯覚。とはいえやはり塩、調べてみても問題はなさそうだったのでこのまま完成品として残すことに。

梅干しは正しい方法でつくればやすやすと十年以上もつといわれる保存食、わが家にも数年前の自家製品をいくつか手元に残しています。今年はつくった量も少ないしそこまで保存を続けることは考えてはいないけれど、少し寝かせてから味見をしてみるつもりです。

 

思えば以前にも梅の土用干しをする時期を見誤り、やきもきしていた年があったことを思い出しました。自分の成長のなさに笑ってしまう。

それでも今年の梅干しが無事に完成したこと、また一つ積み重ねの経験を増やせたことが嬉しくなりました。

 

本日の猫。

この写真を撮影したのは昼過ぎですが、昨晩から今朝にかけては、ずっと私にぴたりとくっつけ寝ていた弟猫。

来週以降は少し気温が落ち着きそうなので、そのときこそ是非に、と思いながら今日も週間予報をチェックしています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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