10年以上愛用している、100円アイテム。

こんばんは、ヤマネコです。

およそ十年前に、ガラス瓶を買いました。

購入した場所はニトリ。

商品名はスパイスジャーで、当時のお値段は四点セット299円。その少し後に、ほとんどデザインの変わらないものをIKEAで見つけ、更にお安い四点セット199円で購入しました（後日やはりそっくりな瓶の二点セットを100円ショップで見かけました）。

わが家で購入したのは計八点。品質に関しては差を感じません。サイズやデザインに大きな違いのない瓶はその後すべて混ぜて使うようになり、今もわが家で変わらず活躍中です。

（こういうものを割ってしまいがちの私ですが、現時点ですべて無事です）

スパイスジャーという名前ではありますが、わが家での用途は茶葉の保存。毎年福袋でもお世話になっているルピシアの紅茶は50g単位で買うことが多く、この瓶はその量を収めるのにちょうどよいサイズ感です。

茶葉の形状によってはあふれそうになるものもあるけれど、大抵はカップ二杯分（約6g）程度を取り分けた後なら、残りの葉はすべて瓶の中に移せることがほとんどでした。

この瓶（2012年購入品）の愛用期間は十年を超えたところだけれど、更に長くお世話になっているアイテムがあります。

それは瓶の中に入れているティーメジャー。購入から十五年ほどたちました。

入手時期はまったく覚えていないつもりだったのですが、たしかワールドカップイヤー（2006年）に買ったものの一つだったことを思い出したんです。あの年（前後一年ほど）は引越しなどを含め思い出深いことが色々あって、その記憶に紐づいてこの品についてのもやもやも晴れてきました。

購入したのは100円ショップ。検索してみるとつい最近までまったく同じ商品の販売は続いていたようで（現在進行形かはわかりません）、ステンレススチール仕様の日本製だったことがわかりました。

最初の購入品とは別に同じものを数本買い足し、そのほとんどをこの瓶とセットで使っています。

茶葉の詰め替え直後は難しいのですが、こうして中身が減ってきた頃合いから瓶の中に入れっぱなしにしておくようになりました。

このティーメジャー、大きさが絶妙です。

瓶の口径より少し小さめの先端。
柄の部分を指でつまんだ状態で瓶の底まで届く（底の茶葉もすくいやすい）長さ。
簡単には変形しそうにない厚みと、適度な重さ。
スプーンを挿したまま蓋をしても支障のないサイズ感。

瓶との相性もぴったり。

最初はその都度出し入れしては洗っていたものを、いつからか瓶に入れっぱなしのまま使うようになったんです。買い足したのはその前後でしたが、100円というのも本当にありがたかったです。

ステンレススチール製だとさびも心配になるけれど、茶葉とあわせて使うことが前提なので湿気には気をつけており、十五年たった今も大きな劣化はありません。小傷があるかな？　という程度。独特な香りのお茶と一緒にしておいてもそれが移ってしまうことがなかったので、安心して使い続けることができました。

ここ数年の私は、長く使いたいものほど100円ショップで買うのは避けようという考え方になっています。もともと色々と活用させてもらってきて、一時的な使用にはとても重宝するけれど、長持ちしないものが多いことも実感していたからでした。使い方の問題もあるけれど、価格のために抑えられた品質という部分も大きいのだと思う。

ただいつからお世話になっているかわからないものの中にも、そういえば100円ショップで買った、と気づくものがちらほら。このティーメジャーはその一つでした。

瓶のほうも気づけば長いおつきあい。今のところ目立った劣化はないので、しばらくは同じ組み合わせで長く大事に使っていきたいと思います。

本日の猫。