こんばんは、ヤマネコです。
昨日は浴用たわしを使い始めて二年目となったことをご報告しました。
試し始め、無事に二度目の夏を迎えたのは亀の子たわしの浴用シリーズ。私はもっとも柔らかいサトオさんと、その次に柔らかいタムラさんを使っています。
昨日も書きましたが、このユニークなネーミングは職人さんやスタッフさんのお名前から採用されたとのこと。感触の違いで、現時点では四人の方々から名づけられた浴用わたしが存在しているようです。
使い始めは痛かったこと、今はなじんでとても快適になっていることはすでにご報告したとおり。
ただもともと肌をこすることを苦手としていた私が、たわしを試すに至ったのには理由がありました。
それは「埋没毛(埋もれ毛)」と呼ばれる肌トラブル(体毛トラブル?)を起こしてしまったことです。
埋没毛は、本来生えてくるべき体毛が肌の表面に出てこず、表皮の内側で成長してしまう状態なのだそう。黒いぽつぽつとした見た目になったり、さわったときにざらざらしたり。あまり気持ちのいいものではありません。
私の場合は脚(すね)なので写真も控えます。まさにそういう状態になってしまったのが、およそ一年半前のこと。
当時の私はそういった症状の存在すら知らなかったため、なんらかの皮膚病かと心配したほどでした。病院に行くにしても、皮膚科なのか内科なのか外科なのか……と検索した結果、私の感覚だとそこまで深刻な状況ではない可能性もあるとわかって、まずは一安心。
また、症状を引き起こした理由についても心当たりがありました。
- とくに乾燥などを感じないという自己判断で、保湿などをしていなかった。
- 体毛の処理に毛抜きやかみそりを使っていた。
- 洗身の方法が不十分だった(肌を洗うときに躊躇するあまり十分に洗えていなかったかもしれない)。
一時期はやや厳しめのルールで肌断食を実践していたこともある私は、全身の保湿もあまり行っていませんでした。それでも深刻な荒れ方には至らず、悩むこともなかったんです。ただいわゆるムダ毛の処理をセルフで行った後も大したケアをしておらず、これは今回のトラブルの大きな今原因の一つだったと反省しています。
更にケアを最小限にする中で、肌への刺激を減らすことも重視していました。こすりすぎないこと、アルカリ液性を持つ石けんなどを多用しすぎないこと、それらは注意したいなと。皮脂を落としすぎなければ、その後の保湿ケアなども減らせる、という考え方でした。実際に何年もその方法を続けていたものの大きなトラブルはなく、これはこれで私にあっているのだ、と。その思いこみにも問題があったと想像できます。
それらの考え方や方法がすべて間違っていたとは思いません。私の肌状態には問題なかったケアもいくつかは実践できていたのだと思う。
それでも、とうとう埋没毛というトラブルが起こってしまいました。
できるだけやさしく洗うことを優先するあまり、無意識に不十分なケアになってしまっていた可能性があります。力加減、石けんや道具の扱い方、おそるおそる作業することもあって、結果的に洗い残しなどが蓄積されてしまったのではないかな、と。
今回初めて気がついたのですが、該当の部分の皮膚がやや硬めになっていたんです。かみそり負けや保湿不足の理由もありそうですが、古い角質が落とし切れていなかったことも考えられました。
肌にやさしそうな道具で、そっと体を洗う。私にはその方法を適切に実践できていなかったのではないかなと。それに対して極端な対策にはなるけれど、軽石やたわしといったやや厳しめの道具を取り入れてみることにした、というのが今回の発端であり経緯でした。
そして手に入れた浴用たわしで、これまでと同じか、それ以上に力加減への配慮をしながら体を洗うことに。
使い始めてすぐにというわけではなかったものの、ひと夏たわしでの洗身を続けた結果、昨年の秋には埋没毛がほぼ一掃できていました。無事にターンオーバーを経て良い結果が見えてきたのかなと。
私は「自分にあっている」という思いこみで妄信してしまうことも多く、今回はそれでトラブルを起こしてしまいました。それまでの数年間は問題がなかったので、私の肌や体質の変化も考えられます。ただわずかなケア不足が蓄積し、数年がかりで表面化した可能性も高いように思います。
改善に導いてくれたたわしとの相性についても、この一年(慣れるまでの初期以降)まったく問題がなかったから今後もそうとは言い切れません。これからもさぐりさぐりのおつきあいとなりそう。
今の私が使っているのは、主に手足のみ。もともと埋没毛を引き起こしたのが脚だけだったので、その部分を中心に使う範囲を広げている最中です。うまくいけば全身を洗えるようになりそう。
ただ昨年前は脚にやけどをしてしまい、両脚ともにたわしの使用を一時中断していました。再開したのは春先で、手足から。再び力加減を模索するところからのスタートでしたが、二度目はすぐに慣れました。
しっかり濡らし、素材の感触を柔らかくさせておくのもやはりポイントといえそうです。
(開封初日、濡らした段階でちょっとだけねじれました)
そして迎えた二年目の夏。肌の露出が増える季節、たわしを使うと不思議なほどすべすべになることもあり、やりすぎない範囲で今夏もお世話になろうと思います。
本日の猫と、本日のたわし。
のせるか迷ったのですが、こちらが二年目となる浴用たわし。実は乾いた状態でも全体的に素材が柔らかくなりました。
くんくん。
時々お風呂に同行する猫の体をたわしでぽんぽんと軽く叩くことがあるのですが、それが気に入っている様子。どうやら今日も催促しているようでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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