こんばんは、ヤマネコです。
今年は本格的に、書籍や書類の整理を進めています。
仕事柄もあり「本の所持数ゼロ」を目指すことはできないけれど、今回の見直しだけで本棚の中身を一つ分減らすつもりでいます。
自分なりに定めた期限は、今年度末。本格的に始めたのは昨年の年の瀬で、残すところ二ヶ月足らずになりました。これまで減った数は、ダンボール八箱。もう少しペースを上げたいところだけれど、順調です。
私は月の半分が仕事で忙しくなるため、毎日一定の作業時間はとれません。むしろ作業できない日のほうが多かったのですが、実は結果的にそれも功を奏しているように思えました。
同じことを年末にも感じていたのですが、
「〇日以降は捨てられない期間に入る」
と思うと、その直前は減らす行為に弾みがつくんです。
一部のマンションのように「常に開放されたゴミ収集所」というのがない、田舎の一戸建て暮らし。週に数回、決まった回収日があるので、ふだんはその日の朝にゴミを出さなければなりません。
ところが盆暮れ正月はその収集日が不規則になり、場合によっては一週間以上「捨てられない期間」が生まれます。ここ数年は事前にその期間を把握する習慣がついたのですが、その習慣がついてしまったせいで、直前に焦るんです。
年内に、やり残したこと、捨て残したものがあるんじゃないかと、焦る。
逆にメリットだと思うのは、その期限直前に勢いがつくこと。一応「捨てないもの」に分類したけれどちょっと迷いもある、そういうものが捨てやすくなります。
昨年末の私の場合は、これでした。
サーキットタイプの猫用おもちゃ。これ、今でも本当に重宝しています。あいかわらず夜中や早朝に奇怪な音を響かせている。だから本体を捨てたいわけではないのだけれど、セットになっているカバー(クリアグリーンの屋根)は不要だったんです。
ただ行動の読めない子猫との暮らし。そのうち、もしかしたら今日から必要になるかもしれないし、そうなったときにカバーだけを買い足すことはできないし、迷いながらも残してありました。
でも、年末に思い切って処分することに。
今すぐは必要ない(本体に装着したままだと掃除が面倒)。
正直、邪魔だと感じている。
不要だと感じているものと年越ししたくない。
何より、年内ラストのゴミの日が、明日。
「もう(しばらくは)捨てられない」と思ったら、とたんに踏ん切りがつきました。
私の場合、書籍の整理中にもこの思考が役立っています。
月の半分は「本を減らす」という作業ができないので、その直前までに、いかに進めておけるか。逆算して効率的に動いてもいいし、時間と体力のぎりぎりまで必死にがんばってもいい。
〆切そのものよりも、〆切以降に「動けない期間がある」というのが効きます。
たくさんのものを手放したいと思ったとき、手放すためのルールはたくさんつくってきたけれど(一日一つ減らす、一つ買ったら二つ減らすなど)、あえて「捨ててはいけない期間」をつくったことはありませんでした。
もっといえば、一つのものに対して、
今日捨てなければ、一生捨てられない。
それを一生管理していく意気込みを持てるか?
「いつか捨てられる」の選択肢を排除して考えたことはなかったなと。
それで割り切れるものばかりではないけれど、時にはこの考え方も有効かもしれません。
現在、私が整理している本の中にはある種「思い出の本」などもあって、それにはこの問いかけを交えながら見直しを進めています。
サーキットと子猫(撮影は昨年末)。
当初はこう……
ふつうにボールにとびかかって遊んでいたのですが、その後ちょっとした変化が現れました。
低い位置からばかり、狙っている。
低い位置からばかり。
これって、あれでしょうか?
ベッドの下(低い)で遊ばせるようになった、弊害でしょうか……?
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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