こんばんは、ヤマネコです。
出がけにぱぱっと身だしなみをチェックできるよう、玄関には姿見を設置しています。
地震などの対処法としては壁掛け(固定)がいいと思うのだけど、諸事情あってそれが適わず、すべり止めなどをを使うだけの簡易対処で「立てかける」という設置の仕方。
今の家で暮らし始めてから、ずっとこの鏡を同じようにおいていました。ただ鏡自体は私が育った家の玄関で使われていた年代物なんです。七年ほど前に茶系のフレームを白いペンキで塗り直し、雰囲気だけを変えてからもずっとお世話になってきました。
姿見も「家具」と呼んでよいのでしょうか。昔のものって重いし、安全性もイマイチな(割れても飛び散らないようフィルムが貼ってある、などの対処がない)ものが多くて、本当は買い替えたほうがいいのかなと考えることもありました。
ただ、場合によっては昔のもののほうがつくりが良かったり、頑丈だと感じるもの多いんです。この鏡はまさにその印象で、長い年月をともにすごしてきた割にはこれといった劣化を感じません。フレームに多少の傷(もう塗ってしまったので微々たる問題)などはあるけれど、他にがたつくとか、鏡部分に目立つ傷があるとか、毎日気になってしまうような不満がない。
子どもの頃の私、私の両親、祖父母、大事な人たちの姿をその時々で映し続けてきた鏡。今はできるだけ長く(できれば割れるまで)そばにおけたらいいなと思っています。
そんな大事な、鏡。のはずが、立てかけるだけでは飽き足らず収納にも使い回されています。
鏡の後ろに垂れたひもは、旧宅時代に壁掛けされていたときのなごりです。
そのひもにかけてあるのは、ワイヤーネットなどで使うプラスチック製のフック。
この鏡を壁にぺたりと貼りつけるように固定する場合、このフックの凹凸は邪魔になると思います。でも実際には少しすきまを空けて立てかけるので問題はありません。
そしてこのフックには、あいかわらず掃除道具をひっかけています。
玄関のタイルを掃き掃除するためのほうき(カインズホーム)と、無理やり組み合わせたちりとり(無印良品)のセット。当初は玄関用の掃除道具は靴箱の中に入れようと思っていたのですが、鏡の背面にあたるすきまを有効利用して収納することができました。
たびたび訪れるお客さまであっても、おそらくこの存在に気づかれた方はいらっしゃらないと推測しています。
当初はちりとりが壁にふれてしまうことがあるため、壁紙が汚れるのでは? という心配をしていました。でも、ちりとりのほうも時々洗ったり拭いたりしながら使っているので、幸い五年以上たった今も壁側に気になる汚れはありません。
どちらかといえば、ほどなくして鏡本体の上部(壁にあずけている角)が壁紙にすれてしまうほうを気にするようになったので、設置した後しばらくしてからクッション材を貼りました。
上部の角、左右とも。椅子の脚などに貼りつける床傷防止用のクッション材(たしか100円ショップ購入品)で問題は解決ずみです。
前述したとおり、この鏡は壁に固定していません。床から持ち上げて「壁掛け」にすることができれば床掃除は楽になるけれど、その掃除道具を収納する場所を新たに用意しなければならなくなります。また仮にこの鏡が前倒しになっても出入りに不自由はないため、ひとまず現状維持。
でも日々の慣れに油断した頃、大事なものをこっぱみじんにするのが、いつもの私。そろそろまた気持ち新たにしておかないと明日にもこの鏡を割ってしまいそうなので、再び「丁寧に扱うこと」を心掛けていこうと思いました。
本日の猫。
リビングで行き倒れている猫がいました。
前後左右、他の猫たちが行き交っても気にしない。
いつも全力で生きてるもんね……疲れてしまうことだってあるよね。とねぎらった数分後には兄猫にタックルしていました……。
元気で何よりです。
(兄猫たち、ごめん)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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