こんばんは、ヤマネコです。
冬服に衣替えしたのをきっかけに、抱っこひもの使用頻度がぐっと上がりました。
わが家でこの中に収まるのは、もちろん猫です。
抱っこひもといっても、使っているのは1000円弱の晒木綿(反物のように巻いてある白い綿生地)を自分でカットしただけのもの。
(写真を撮りながら生地がよれていることに気づいたので、直後に巻き直して撮影を続けました)
- 過去記事:さらしで抱っこひも、中に猫。
和装具にしたり、手芸材料にしたり、手ごろな大きさに切るだけの綿布巾にしたりと多用途な晒木綿。これを抱っこひもに使うのも昔ながらのスタイルだそう。
10mを1,000円弱(安いものだと500~600円でも見かけます)で購入し、抱っこひもに使うのは4.5m(わが家では猫用に4.2m)。コストは単純計算で500円弱、とくに染めたり端を処理したりもしていないため作業時間も数分程度ですみました。
季節によっては使用頻度が落ちるものの、同じ生地のまま三年目に突入していることから丈夫さやコスパへの満足度も右肩上がりです。
猫が入ってくれるかどうかの問題は相性や性格などの理由から様々だと思います。おもちゃや食事でも同じことだし、同じ猫ですら一年目は気に入ってくれたのに二年目は見向きもしない、そんなこともしょっちゅう経験するわが家。
でもうちの弟猫は久しぶりの抱っこひもを目にした瞬間、待ってましたと言わんばかりの反応でした。出してきた時点では何の変哲もない白い生地をたたんだだけのものだったけれど、私が自分の体に巻き始めたとたんに何が始まったのかを理解したようで、装着が終わるとすぐに自分からもぐりこんできました。
落ち着く位置を見つける手順にも慣れたもの。
その後はうとうとし始め、本格的に寝てしまうのも時間の問題。
このときは撮影しているうちに眠りに落ちたふうだったけれど、日々の家事をこなすために家じゅうを動き回っていてもよほどのことがなければ身じろぎもしないし、出たがりもしません。
以前は頭だけは出しておきたがる様子でしたが、今は生地を寄せつつ、全身を隠すように抱っこしています。
そしてこのスタイル。「妊婦さんは大変だな」と……わかった気になってはいけないけれど、改めて尊崇の念を抱くのはこうしているときでもありました。
私がこの抱っこひもを使っているのは、簡単な家事をしているときだけ。デスクワークに入るとまた別の形での抱っこを求められるため、立ち仕事中のみの使用になりました。
そういえばここ数年でフローリングワイパーを多用するようになった理由の一つは、こうして猫を抱っこしながらの作業もしやすいから。掃除機でも構わずしがみついてくることはあるのだけれど、寝入っている猫を抱いているときなら静かにしたいと思うのが親心でした。
夏場でもべったりと距離を詰めてくる猫が多いわが家でも、やはり暖を取る意味もあって冬場の密着度のほうが確実に上がります。抱っこひもの出番の多さも圧倒的。
猫が嫌がることはなく、私自身もあったかいので、今冬も変わらずお世話になります。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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