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桜しごとの仕上げ、テンションも上がる。

こんばんは、ヤマネコです。

ゴールデンウィーク中に、春の桜しごとのメインであった「桜の花の塩漬け」の仕上げをしました。

桜の塩漬けづくりの工程は、大きく分けて四段階。

  1. 洗って塩に漬ける(1~2日間)
  2. 梅酢に漬ける(3~7日間)
  3. 陰干しする(1~2日間)
  4. 塩をまぶして保存する

作業完了までは、最短で五日ほど。二週間以上かかるレシピもありましたが、今回も手持ちの書籍とネット情報を元に少し簡単に、そして神経質になりすぎないよう日数などは幅を持たせています。

 

桜の花は事前に洗い、一度目の塩漬けを済ませておいたので、今回は梅酢に漬けるところから。

使うのは「白梅酢」が適しているとのことで、昨年の残りを使用。

理想は白梅酢、場合によっては赤梅酢、なければ米酢かレモン果汁。穀物酢も使えないことはないようですが、酸味が強いのでこういう場合にはあまり向かないと書かれていました。

漬けるのに使ったうつわは、浅漬け鉢。

だいぶ前に母が使っていたもので、一度親戚に譲ったのですが…色々あって私の手元に戻ってきました。今はすっかり愛用品です。

ふだん使いできるし、こういう季節しごとにも役立つし、できた浅漬けはこのままのうつわで食卓にも出せるし保存もできるし、とても便利。

 

というわけでこのうつわに桜を敷き詰めて、ラップをはさんで(隙間ができないように)重石を載せました。

このまま数日間ほったらかしにするレシピもあったのですが、私は「中身を一日一回ひっくり返す」という工程を取り入れました。毎日のチェックが楽しすぎて、やらずにはいられなかったんです。

そして三日目。梅酢を絞りつつ桜の花を取り出し、乾燥の工程へ。

鮮やかなピンクの花が盆ザルを埋めていく様が圧巻で、なんだかわくわくしっぱなし。

そして薄ピンクだった白梅酢は、色鮮やかな桜酢へと変化。

これはこれで使えるそうなので、ひとまず濾して冷蔵保存中。ドレッシングにする予定です。

 

そして盆ザルの桜の花は、室内で二日ほど陰干ししました。

梅干しづくりもそうなのですが、完成までにある程度の時間はかかるけれど、大半が「待つ」作業。時々様子を見るたびに、わが子を見守るような幸せな気持ちになります。

 

そして乾燥が終わり、次はいよいよ瓶詰です。

こういう保存食品用の瓶は煮沸したほうがよいと思うのですが…私は塩分の高い食品の場合はアルコール消毒だけで済ませています。自己責任ですが、昨年の梅干しも含めてとくに問題は感じていません。

干しておいた桜の花に、少しずつ塩をまぶしながら瓶の中へ。

最後に、ボウルに残っていた塩も、どばっ。

使うときは、用途にあわせて塩抜きします。

ただ、こうしておくことで塩に桜の花の香りが移り、桜塩として使えるそう。それも楽しみでした。

軽く振って塩を拡散させ、蓋をしたら作業完了です。

すぐに食せるかどうかはレシピによって違いましたが(しばらく置いてから解禁する方もいらっしゃいました)、このまま最低でも一年は保存できるそうです。

 

改めて、桜以外に必要な材料は…

  • 白梅酢(或いは米酢やレモン果汁)

あとは重石や保存容器、アルコールなども準備が必要でした。

使っている瓶は、お馴染みのボルミオリロッコのフィドジャー。無印良品でも取り扱いのある保存瓶ですが、キッチン用品売り場(あとはネット販売)のほうが安く売っていることもあるので、私はそちらで買いました。

 

 

桜の花は、家族の友人宅から分けていただいたもの。色々な人の力添えを受けながら、また一つ季節しごとを終えました。

庭で収穫できるわけではないし、あまり「塩漬け前(塩漬け用)の桜」が売られていることはなさそうなので、毎年こうして桜しごとを楽しめるかはわからないけれど、それができたら幸せだろうなあ。

とは言え欲はかかずに少しずつ、そのときそのときで季節に寄り添う暮らしを続けていきたいです。

 

本日の猫。

ガッサガッサガッサガッサ、リビングの隅っこで響く音の正体を突き止めたら、宅配便の梱包材を猫が荒らして(?)いました。

こういう紙が大好きな彼(彼ら)に、一枚献上。

奮発して買ったベッドよりもずっと人気があります。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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