こんばんは、ヤマネコです。
本日9月7日は二十四節気でいうところの白露、そしてペット防災の日だそうです。
実はペット防災の日というのを知ったのは、今朝のこと。アレクサからニュースなどといっしょに教えてもらった情報です。今月は防災用品の見直しなどに力を入れているので、ちょうどいいなと備蓄のキャットフードなどを見直す日にしました。
アレクサから得た情報は、「災害時のペット同行避難を周知させる」という内容でした。
災害発生時、自宅にペットを残して人間だけが避難するのではなく、避難所へ同行する選択肢があることを知ってほしいというもの。もちろんそこにはルールがあって、それも含めて把握してほしいという呼びかけなのだと理解しています。
たとえばわが家の地域にも、もしものときに身を寄せられる避難所が複数あるのですが、すべての開設場所でペットの同行避難が可能というわけではありません。実際、わが家から一番近くの避難所では同行避難の受け入れがないようです。受け入れ可能な場所とは徒歩五分ほどの違いですが、いざというときのパニックを避けるためにも事前確認が必要でした。
また無事に該当の避難所に入れたとしても、基本的には人間と同じ空間ですごせないこと、同行させた子たちを狭いケージの中に長時間閉じこめる環境となること、そこにかかるストレスなどもきちんと把握しておかなければならないのだとも思います。想像するだけで苦しいけれど、命や健康を守るために必要な取り決めがある、そういう理解も必要なのだろうなと。
更には避難はできてもペット用の備蓄などは用意がないとのこと。人間優先が当たり前だ(私は猫優先になりがちですが、それを他人に求めることはしたくない)と思っているので、自分たちで準備しておく必要がある。それも重要。
(いずれもわが家の地域の公式サイトの情報を参考にしており、地域によって異なると思います)
- 避難できる場所
- 避難後の環境
- 避難所へ持ちこむべきもの
あとは心の備えと知識。
これまで断続的に見聞きする情報から知ったつもりになっていたけれど、改めて調べてみるともっと確認しておかなければいけない情報があるのだなと実感しました。
わが家は猫たちが多いぶん、一番に在宅避難を考えています(次点は車中避難)。そのため備蓄品に関しては人用も猫用も一般的なガイドラインに掲載されているものより多めに備えているつもりです。
でもそれも、在宅が許される環境にあってこそ。家が大破したり、水没したり、汚染されたり、そういうときには最終手段という気持ちで避難所のお世話になりたい。まずは、そのために必要な知識を備えるところから。
でもその避難所さえもユートピアというわけではなく、たどり着けば猫たちともども心から落ち着ける保証があるわけでもなかった。いつもと違う状況を怖がる子、寂しがる子、それで体調を崩してしまう子。そうならないほうが不思議なくらい、つらい環境になる可能性がある。
理解しているつもりだったけれど、あらゆる面で想像力が足りません。たぶん、今も足りていない。
どんな備えにも十分すぎることはない、どんどん取り組んでいくべき、と思いながらも、できることには限界がある。そんなふうにあきらめてもいたのだけれど、もう少し考えることはできるだろうと思い直しました。
見直しを進めるごとに備蓄品を増やすだけではなく、知識や心の備えを強化していきたいです。
猫との防災関連の過去記事
本日の猫。
朝晩は少し冷えますが、日中はすごしやすい気候になってきました。
でもおなかを出して寝るのはどうかと思う……。
それが許されるくらい穏やかな日々であり、環境であることを幸せだなとも思うのですが。
そして、瞬時に起き上がっての避難(?)もできちゃう。
万が一のとき、私がキャリーバッグに閉じこめるより、ただ野に放つほうが猫たちの生存確率は高まる可能性があります。他の道がなくなったときに私は迷わずその選択をしますが、その手段をとらずにすむよう、彼らを守れるような備えを進めておきたいです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
お気に入りテーマ。
おうちごはんを楽しむ暮らし
無印良品週間で購入したもの
大人ナチュラルファッションが好き