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おだんごを「つるつる」にする、1つのコツ。

こんばんは、ヤマネコです。

ここ数週間ほどの間に、つるつや(?)のおだんごづくりをマスターしました。

というと大袈裟なのですが、つるんとしたおだんごが、以前よりうまくつくれるようになったのは本当です。身内からちょっとしたコツを指導してもらいました。

 

そもそも最近おだんごづくりを続けている理由は、私の愛猫と前後するように他界してしまった親族の忌明法要のため。

初七日/しょなのか
二七日/ふたなのか
三七日/みなのか
四七日/よなのか
五七日/いつなのか
六七日/むなのか
七七日/なななのか(四十九日)

七日ごとに行う仏事に必要なものごとはたくさんあって、それをみんなで役割分担。その中の「おだんご(枕団子)づくり」を私が仰せつかったのでした。

 

まずは上新粉に同量程度の熱湯を加え、木べらで練るように混ぜる、一般的なレシピでスタート。冷めてきたら手でまとめ、これを(今回は二山つくるので二分割してから)棒状に伸ばし、おだんごの完成サイズをイメージしながら千切ります。

この千切ったもの「つるつるに丸める」のが、今回のテーマ。

何も考えずに丸めると左のように仕上がるのですが、ほんの少しのコツを取り入れるだけで、右のようにつるんとします。

 

そのコツというのは、手の腹にのせたお団子(千切っただけのかたまり)を、最初は「つぶすように丸め始める」こと。

両手の平(指ではなく腹)で押しこねるようにぐりぐり丸め、徐々に手の力をゆるめます。

もうそれだけで、驚くほどつるんと仕上がりました。

 

気をつける点はそれだけで、本当に簡単なのに完成度が全然違う。

できる人は当たり前のように取り入れているのだろうけれど、私にとっては目からうろこの方法でした。おかげさまで現時点までのおだんごにいただく評価は上々。

一週間飾り続ける(夜は冷蔵庫)と大抵カビてしまうので、誰も味見はしないのですが、見た目にだけはお褒めの言葉をいただき続けています。

 

といっても千切っている段階(目分量での小分け作業)で多少大きさがまばらになってしまうのだけれど、テトラ型になるよう重ねるときにバランスをとり、みなさんの目をごまかしています。

ちなみに一つの山(テトラ)をつくるのに、必要なおだんごは35個。
これを二山つくるので、私は最低70個のおだんごを毎週丸めています。

おだんごの数は宗派?や地域によって違い、6個ほどですむ例もあるそう。私の場合は更に多めにつくって、猫の仏前(四十九日後・百か日前)にも供えています。

この形に組み立ててから、できるだけ面(三角形)を意識しながら蒸し布で包みます。

あとは蒸し器で10分加熱。

布から出して冷ましたら、枕団子の完成です。

 

お気づきかもしれませんが、蒸し布で包んでいるため、団子の表面に布の凹凸が。

つまり、この場合の「つるん」はつくり手だけのこだわりでしかなかったのですが、それでもこの仕上がりを見るのはすごく気持ちがよくて、最後までこの方針を貫くことになりそうです。

 

今回のような蒸しだんごについては布の質感が移ってしまうのですが、よく考えたらこの方法はパンの成形などにも使えるし、ねりきりや子どもの粘土あそび(泥だんごづくり)にも応用できます。

どうして今まで気づかなかったんだろうと不思議に思うくらい、簡単で便利な方法でした。お彼岸やお月見などでお団子をつくるときにも、このポイントを忘れないよう続けていきます。

 

本日の猫。

今日の彼は…

何か怒っている様子に見える。

最近ずっとデスクワークをしているので、早く「丸一日甘やかしデー」を設けて、甘やかしてもらいたいです。私が、猫に…。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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