こんばんは、ヤマネコです。
少し前から、今年のぬか床も冬眠に向けた準備を進めていました。
今年も夏の食卓には毎日のようにぬか漬けが並んでいました。
いつ食べてもおいしい漬け物ですが、毎年冬場はお休みします。
ぬか漬け向きの野菜は体を冷やすものが多い印象なので冬場は控えたいこと、季節や状況にあわせて別の漬け物も楽しみたいことなどが理由。ルールとも呼べない気まぐれな設定なので年によって判断は変わりますが、気温が下がると発酵の具合も変わるので、やはり今年も冬眠させることに決めました。
手間をかけずに冬眠させたいときは、冷蔵庫の中へ。でもそのスペースをもったいなく感じる私は、毎年冷暗所で眠らせています。
そのために数日かけて水加減や塩加減をしたり、足しぬかをしたり。今年もそのための煎りぬかを手づくりするところからのスタート。
私が煎りぬかを足す理由は、かび予防のため水分の割合(含有率)を下げるのが主な目的。
ぬか漬けを続けるうちは、より発酵を促す生ぬかでも良いのだけれど、冬眠させる直前には煎りぬかを使うことにしています。
夏場に野菜を漬ければ漬けるほど水っぽくなるので、途中で何度か水抜きの工夫をしていますが、冬眠前はその総仕上げです。水分を抑え、塩分を上げ、例年どおりの手順で最後に容器ごと袋に包んで収納しました。
うちのぬか床容器にはパッキンなどがないので、念のためのポリ袋。
事前に掃除とアルコール消毒をすませておいた床下収納にて保管します。
冷蔵保存でない場合は少々手間がかかりますが、季節の変わり目の儀式のようなもので、最近はちょっと楽しめるようになりました。
次に開封するのは来年の春か初夏。また暑くなってきたら、涼をとる食事にぬか漬けを添えて楽しみたいです。
本日の猫。
直前によき表情のベストショットが撮れそうだったのに、シャッターを切った瞬間あくびをこらえきれなかった兄猫。
気圧や天候も影響して眠くなっちゃうの、わかります。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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