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2023夏*7年目の、ぬか床。

こんばんは、ヤマネコです。

毎年秋には冬眠させるぬか床を、先月末に起こしていました。

市販の米ぬかを使って自分で一から仕込み、夏場だけ漬け床としてお世話になりつつ今年で七年目。

幸いかびなどのトラブルもなく、楽しくおいしく続けることができています。

 

とはいえ開封する瞬間はいつもドキドキ。

結果、問題はありませんでした。

白い部分は、寝かせるときに敷き詰めた塩。一面真っ白にしたものが、数ヶ月かけてぬかに吸収されるような形でじんわり色が変わっている状態。

まずは見える面の、上部2cmほどを取り除くところから。このときにかさが減るので、寝かせる前には足しぬかもしていました。

取り除いた高塩分のぬかは、冷凍室で保管します。

野菜を漬け続けているうちにぬか床の塩気が減ったと感じることがあるので、そのときは冷凍保存中のこちらを足して塩分調節。無駄にはなりません。

 

それを終えたら、また捨て漬けからのスタート。

写真はかぶの葉っぱ。調理することもできるのですが、このときは量が多かったこともあり捨て漬けにも活用しました。

この後もその日ごとに出る野菜の皮などを中心に捨て漬けをくり返し、ついでにかき混ぜること二週間。

 

とうとう本漬けを再開しました。

最初はきゅうりかなすをと思っていたのに……

たまたまたくさんいただいたミニトマトから漬けました。

へたをとり、軽く洗い、しっかり拭いたものを、少し長め(常温で一日以上)漬けたら完成。

ミニトマトはそのまま食べられるのが便利だけれど、直接塩を振っても滑り落ちてしまうことが多い野菜。でもこうしてぬか漬けにするとしっかり味が浸透するし、少し皮は柔らかくなるけれど内側の食感はあまり変わらず、私は大好きな漬け野菜の一つです。

その後、満を持してきゅうりも漬けました。

三本で百円だったのですが、一番長いもの(右側)はわが家の容器には入らないほどの大きさ。

他の二本を、一本ずつ漬けて楽しんでいます。

 

夏の間も昆布やとうがらしなどを足しながら味を整えていくつもりです。とはいえひとまず、再スタートはつつがなく。

毎年ぬかを足したり引いたりしているので一年目とまったく同じ状態ではないけれど、ある意味では生もの(?)のぬか床、それを七年も維持できていることに充足感も得られました。今夏も大事に育てながら、お世話になろうと思います。

 

本日の猫。

ぬか床を起こす季節は、猫も床で伸びている季節。

時々私が枕の役目を仰せつかる季節でもあります。
(正確には枕役は通年担当しています)

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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