こんばんは、ヤマネコです。
自分でも驚くほど「手荒れ知らずの冬」をすごせたのは、ニトリル手袋のおかげでした。
他の家事や食生活を大きく変えたわけではなかったので、この理由に間違いはなさそう。
洗濯物を干すなど、これまで「水仕事」と意識していなかった作業のときにも可能な限り手袋を使う習慣。冬だけのつもりでしたが、春になっても続いています。
愛用している薄手のニトリル手袋は、本来使い捨てのアイテム。でも用途(キッチン用・洗濯用・掃除用など)を分けつつも数日間使いまわすスタイルを模索していたら、一箱(100枚=50双)で一冬もってしまいました。
というわけで新しいものを買い足すことに。
背は低いけれど、手のサイズはふつう。自分ではそう思っていたのですが、もともとニトリル手袋のサイズ設定は男女共通品なので、メーカーによっては「S」でも少し余裕がありました。
そこで他社製ですが「SS(XS)」を試してみることに。そしてさっそくの試着でちょっと笑ってしまいました。
ぱっつぱつ。
ぱっつぱつ。
でもよく考えたら「ニトリル手袋の使い方(選び方)」としては、このくらいがふつうなのかもしれません。これまでのような、肌と手袋の間に余裕のあるサイズ感のほうが邪道だったのかも。
ちょっと窮屈なくらいフィットするため、着用時は端々を伸ばしながらになりますが、ニトリル素材だと簡単には破けません。それがメリットでもあります。
つけてしまえば自然と外れる(ゆるむ)ことはないし、細かい作業がこれまで以上にしやすくなりました。
大きめサイズの手袋(上の写真)だと一粒落としたお米などはやや拾いにくかったのですが、ジャストサイズ(下の写真)だと難なくできます。
素材によるすべり止めが利きつつも、ほぼ素手の感覚。手袋越しに爪の輪郭が浮き出るくらいですが、できる作業がぐっと増えるのは大きなメリットでした。
ただフィット感の高さゆえに、着脱の手間は増えました。
少しでも肌がしめっていればつけにくくなるし、汗ばむ季節にはそれだけでストレスになりそう。それでも着脱中に破けてしまったことはないけれど、これこそ一つの目的を終えたら使い捨てるべきなのかもしれません。
- ジャストサイズ:ほぼ素手の感覚で、作業がしやすい。ただし着脱に手間がかかり、爪の長さにも要注意。基本的には使い捨てになりそう。
- ひとつ大きめ:着脱が楽できれいに外せるので、使いまわしたい場合にも便利(本来は使い捨ての消耗品です)。手袋二枚の重ねづけも可能。ただし細かい作業の難易度が少し上がる。
個人的には、今冬から「布手袋との重ねづけ」が定着していたので、これまでどおりワンサイズ大きめを買って、何度か使いまわせるほうが理想かなと思います。
唯一、これはSS(ジャストサイズ)でなければ! と思ったのは、自宅でのヘアカラータイム。白髪とは十代からのおつきあいなので、さすがに許容できず時々染めております。
市販のカラー剤にはビニール手袋もセットになっているものが多いけれど、汎用性の高い大きめ手袋は作業中に抜けてしまったり細かい作業がしにくかったりと不便が多く、(それに多くの「ヘナ」には付属していないし)ここ数年は自前のニトリルゴム手袋を使っていました。
そして今回、ぴちっと張りつくようなサイズ感のSSを試したら、もう、この上ない使い心地のよさで。カラー後の洗髪にもこれを使ったのですが、手袋の内側にもほとんど水が入らず、爪に色がついてしまう心配もありません。シャンプー中に使えるのはすごい。
この疑似・素手感覚は、昔から求めていたとおりのものでした。
時にはサイズ違いで重ねづけして(SSの上にS)、作業途中に汚れたら上だけを外すといった使い方もできます。
私が家事用にと日常使いするのはワンサイズ大きめのほうですが、様々なハンドケア用品の代わりに、しばらくは両サイズを備えておくつもりです。
本日の猫。
いち、
にーの、
さんっ!
ああ、猫みたい。と、うっとりしてしまうくらい、ちょっと久しぶりの軽やかさでした。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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