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猫用毛布、代わりの布団。

こんばんは、ヤマネコです。

昨年のブラックフライデーに、新しい掛け布団を買っていました。

人間用ではなく、猫用に。昨年の夏も新しい毛布が手に入らなかったので、ちょっと心もとなく感じていたんです。以前はお祭りのバザーをあてにしていたのだけれど、コロナ禍でその機会がなくなってしまいました。

それでも今冬はひとまず買い足す予定はなかったはずが、たまたま見つけたのが今回の布団。

薄手で自宅洗濯可能。
真っ白で汚れも確認しやすい。
しかもお値段が二千円弱。

そんな好条件にもかかわらず迷っていたら、ブラックフライデーで更に半額になったのに気づき、そのタイミングで即決しました。

 

とはいえそのお値段。さすがにどんなものが届くかかえって不安になりました。結果的に、開いてみたら普通の薄掛け布団だったのでひとまず安心。

当時、カメラの調子が悪かったことで写真の画質の悪さが申し訳ないのですが……本体には汚れもなく真っ白、縫製なども目立って悪いところはなく、サイズについてはわが家の洗濯機にも収まりホッとしました。お値段的に、多少のほつれなどの手直しをする覚悟はしていたのだけれど、とくに問題はなさそう。

圧縮されて届いたので最初はぺらぺらに感じたものの、洗濯し、外干しし、初回のお手入れをすませる頃には薄いながらもふんわりと。

届いたのは十二月初旬でしたが、わが家ではテントの設置とともに使い始めました。

 

それから一ヶ月半。感想としては、つくり自体に問題はないと感じます。

一般的な柔らかくくったりとした毛布よりも、猫が自発的にもぐりこみやすいのが布団のいいところ。

端っこが、ほんのわずかでも波打って穴のようになっていれば、猫はそこに鼻先をつっこみながらぐんぐん進んでいきます。

それでいて毛布と同じくらい洗いやすいので、薄掛けの布団は大正解だったように思いました。

 

一方、こちらは素材が化繊100%。しかも静電気防止の加工などが施されていません。お値段的にそこだけは仕方なしと受け入れて試し始めたのだけれど、やはり、すごくばちばちします。

どのくらいかというと、真っ暗な場所で布団の上で足踏みすると、数回の火花が光ってきれいだと感じてしまうくらい。実験感覚で見るのであれば楽しくなってしまうほどです。

とはいえ猫たちには申し訳ない。先日のブログでテント内の加湿についてふれたのも、この布団を使い始めていたのが理由の一つでした。

そのとき書いていたとおり、タオルの加湿はその後も役に立っています。また週に一度のペースで布団を丸洗いする際は、柔軟剤の使用を必須に。それだけでもだいぶ軽減していると実感できました。

やはり毛布と同じ程度にはお手入れが必要なのと、中綿入りのぶん過剰加湿でかびの心配も出てくるので、様子を見て工夫をしながら対策を続けていく必要はありそう。とはいえ洗濯機まかせの丸洗いが可能なぶん、干し場の確保さえできれば大きな負担もないのが幸いでした。

 

写真を整理するまですっかり忘れていたのが、枕カバーの存在。

届いた時点で、布団の内側に収まって圧縮されていたのでしわだらけでした。薄手ですが、布団の表地と同じ質感でさらさら。人間が本来の枕カバーとして使ってもちくちくなどは感じないように思いました。

ただ現在のわが家では使っていません。もともとほしかったのは布団のみ。枕カバーの有無を選べなかったので、今は猫たちのクッションカバーの予備として寝かせてあります。

 

お値段に惹かれて購入を決めた布団でしたが、この厳冬で、買っておいてよかったことをくり返し実感しています。

これまではバザーで手に入れることが前提だったことから冬の猫用には毛布やタオルケットを中心に選んでいたのですが、布団のよさも再確認。こたつのように、テーブルなどがなくても入って行きやすいのがとくに良い点でした。

おそらく来シーズンも使える耐久性はありそうなので、お手入れ方法を見直しながら長く愛用していこうと思います。

 

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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