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人日の節句、確認しつつの七草がゆ。

こんばんは、ヤマネコです。

本日1月7日は、今年最初の五節句である「人日の節句」でした。

わが家でも朝から七草粥の用意を。

すずな(かぶ)とすずしろ(だいこん)は開封前からわかりましたが、開けた後に把握しやすくなるのが、はこべら。他の野草の量に比べ、かさ増しのようにたくさん詰められているからです。

それ以外の四種類もわかる範囲で確認しておくのがいつもの流れ。

  • 白っぽい起毛がはっきり見て取れるのが、ごぎょう。
  • 下のほうに葉がつかず、ひょろりとしているのが、せり。

緑広がる野原で見分けをつける自信はないけれど、このパックの中身であればなんとか判断もつくのがこの二種類。

残すは、なずなと、ほとけのざ。私にはこの二つの見分けが難しく、付属していたイラストを見ながらしばし悩みました。

  • 根のつけ根部分がすっきりしているのが、なずな。
  • わさわさしている(?)のが、ほとけのざ。

なんとなく理解したつもりになったところで調理スタートです。

 

すずな、すずしろの白い部分はお米と一緒に圧力鍋で調理し、それ以外の葉はまとめて湯がき、炊きあがったお粥に混ぜて仕上げるのがわが家のレシピ。

圧力鍋なので少し大きめにカット。基本的に皮はむかず、表面の傷などが気になる部分だけそぎ落としました。

今年追加で気をつけたのが、調理を始める前に根の数を数えておくこと。

ざるに広げたのは種類確認の意図が大きかったのですが、それと同時に根を数えておくためでもありました。

葉物は湯がいてから細かく刻むのだけれど、くったりした葉の中から根っこ部分(捨てる部分)を見つけ出すのに手間取ることがありました。うっかり残したまま刻んでお粥に投入し家族から不満が出たことがあったので、その反省を活かして数の把握をしておくことに。

おかげさまで、根っこが残っていないか? と不安を持たずに進めることもでき、順調にできあがり。

少しお出汁を加えて仕上げたので、このままおいしくいただきました。

 

予定外だったのは、七草の調理を始めた段階で弟猫が草を食べたい! と走ってきたこと。この量なので分けてさっと分けてあげることは難しく、代わりにと朝から柿をむきました。

上の朝食の写真、デザートに柿を加えたのはそのためです。

尚、七草を他の野菜で代用している場合や、七草粥に味つけを加えている場合などは別として、習わしどおりの七種と白米であれば猫が食べること自体に問題はないそうです。

 

そんな七草粥を仕込みながら、鏡餅以外のお正月飾りを片づけました。ついでに昨日行う予定だったおりがみのクリスマスツリーも収納。

何本かは猫に伐採されてしまいましたが、無事なものは来季へと持ち越すためにたたんで保管し直しました。

少しずつ年末年始の風景から抜け出し、日常へ。今年も無事に七草粥も堪能できたので、改めて穏やかに心地よく日々をすごしていこうと思います。

 

本日の猫。

寝起きです。

でも、まだ眠い……と二度寝の姿勢。

だから油断して猫用の七草粥を用意し忘れてしまった。七草の調理を始めた瞬間、覚醒した弟猫が駆けてきたのはこの後の話でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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