こんばんは、ヤマネコです。
関東も本日とうとう梅雨明けしたそう。この季節の楽しみの一つが、桃です。
熟した桃の果肉は猫たちといっしょに楽しむこともできる(種や皮は厳禁、食べすぎもNG)ので、さくらんぼを堪能していた頃合いから今季も待ち遠しく思っていました。
三年前の夏、そんな桃の効率的「切り方」を知りました。
具体的な方法は、アボカドと同じです。
丸いままの桃を持ったら、まずは中央の種に向けて包丁を入れます。その種に刃先をくっつけたまま、桃を一回転。
すると「種だけがくっついた状態」で、実は真っ二つに。それを両手でつかんでねじれば、種がきれいに取り除けるという流れでした。
完熟でやわらかい実だと難しいときもあるけれど(私の握力の問題でもある)、基本は簡単。その上、すごく気持ちいい。その後も迷いなく続けている方法で、身近にまだ知らない人がいればついつい情報のシェアを図りたくなるアイデアでした。
「切り方」はその方法がすっかり定着していたのですが、新たに教えてもらったのが「むき方」。
やわらかめの桃の皮は、指で直接はがせることもあります。そうでなければトマトと同じく「湯むき」ができるそうなのだけれど、都度お湯を用意しなければいけないのがデメリットでした。
でも、表面がやや硬めの桃でも、きれいに、簡単にむける方法を教えてもらいました。
必用な道具は、切り分けるのにも使う包丁(フルーツナイフなど)だけ。
刃先ではなく背(みね)のほうを活用し、切る前の桃の表面をこすります。この工程に刃の切れ味は関係ないので、バターナイフやスプーンなどでも代用可能。
できるだけ余すところなく全面をこすり終わったら、いつも(前述)どおりに切り分けて、皮の端をつまみあげると、そのままきれいにはがれてくれます。
ほとんど抵抗もなく、つるっと。
しかも、すけるほどの薄さで。これもまた気持ちよさを感じる方法でした。
基本は「こすった部分」の皮がきれいにはがせる。
と思って、こすりすぎてしまうと、若干見た目が悪くなることもありました。
私の力加減が悪かったせいで表面がまだらに。最初は力加減を調節するのが難しいなと思うのですが、うまくいったときは本当にきれいにむけるんです。
いざ、桃を食べようと思ったとき、
- 表面にやわらかさを感じる場合は、こすらずに指でむいてみる。
- 少し心配な硬さのときは、包丁のみねでこすってからむく。
手に入る桃の状態もその時々で違うので、その都度この二択。もちろん思いどおりにいかない場合もあるのですが、そのときは包丁で切りむけばいいだけの話なので、失敗してもいいかなと。
ただ、この二択を始めてからは、桃を切りむく機会はほとんどなくなりました(ぜったいに見た目をよくしたいお客さま用なら安全な方法を選ぶと思いますが)。
わが家では買うばかりでなく、ありがたくも頂戴物が少なくありません。今季すでに十個以上の桃をいただいていますが、くり返しているうちにその選択も、むき方も、少しずつ上達しているように思っています。
ただ私にとっての桃は、食べるためのハードル(むくのが面倒、種が邪魔など)が取り除かれていくと、食べすぎてしまいそうなくらい大好きな果物。猫にとっても食べすぎは厳禁(高カリウムや糖尿病のリスクがある)なので、手間が減るほど自制の努力が必要になるのが、最近のぜいたくな悩みです。
本日の猫。
彼こそが伝説の(?)桃を食べる猫。
(わが家でも少数派です)
その桃、おいしいの?
という視線を常に送ってくる、あざとかわいい系男子です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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