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使いやすさで選んだ、工作用のはさみ。

こんばんは、ヤマネコです。

二年前の夏、工作用のはさみを新しく買いました。

日本の丸章工業という会社がつくっている、シルキーシリーズの万能鋏です。

 

それまで使っていたメインのはさみは、無印良品のステンレスはさみ。手の大きさとの相性がよく、小回りも利き、切れ味もなかなか。他社製品と比べて長持ちするフッ素加工も高評価。八年前から現在まで万能に使えるはさみとして重宝しているのですが、別途「工作用」を持つことを決めました。

それがシルキーの万能鋏。

きっかけは知人宅で借りたはさみの使い勝手があまりによかったこと。

  • グリップ部分がやわらかく、長時間の使用でも疲れない。
  • 短め・とがり気味の先端は、細かい作業がしやすい。

切れ味がよいのはもちろんのこと、ちょっとした部分がいつもの愛用品とは違う。借りたはさみを持ったまま数時間、最初に握ったときはどこにでもあるはさみだと思ったのに、使えば使うほど感激しました。

とくに、やわらかさ。

こんなグリップ初めて。

といっても、ふだんから感触がぐにゃぐにゃしているわけではありません。貸してくれた知人に「強く握ってみて」と言われるまで気づかなかったくらい、しっかりとした硬さもあります。この隠れた柔軟性が指への負担を減らしてくれているようで、疲れにくさの理由かもしれないと感じました。

そして先端が細くて細々した作業にも最適。

私は「折るだけ」「切るだけ」といった簡単な工作を日常的にするのですが、これまでのはさみにも大きな不便を感じたことはありません。でもこちらを使うと全然違うことがわかってしまう。これまで妥協していたような細かい切り抜きも思いどおりにできるし、それで手を傷めることもありません。作業が楽になった上、腕が上がったような気分にもしてもらえました。

ただ刃先が短いせいもあり、切り抜き範囲が広い作業は少し疲れます。直線ならまだしも大判の紙を何かの形状に切り抜くときなどは、はさみも大きめ(先端が長め)のほうが好みでした。使用頻度にも左右されそうですが、個人的には紙専用のはさみであっても「サイズ別」の使い分けが理想だと感じています。

 

封書や、何かのパッケージを開封するときは他のはさみでもいいけれど、細かい作業にはこれを使いたい。そう思い、同じはさみをわが家に迎えて二年が経ちました。

ほぼ毎日使っていた(一日一回程度のこともあれば、数時間使いこむ日もあった)ものの現時点ではこれといった劣化もなく、切れ味も衰えていません。価格は千円ちょっとで過去に購入したはさみと比べたら少し高かったけれど、使用時のストレスが軽減したことを考えると安い買い物だったように思います。

 

そしてこのはさみを使い、先月末からこんなものを量産していました。

例のPPバンド。これの先端を加工するのも同じはさみを使っていたのですが、とても切りやすかったです。

そして二次加工したものがこちら。

扇風機の風でぽよんぽよん動くだけのモビールにしてみました。インテリア性や、人間に対する癒し効果を求めたというよりも、猫が興味を持ってくれることを期待して。

一番やんちゃな弟猫がジャンプして、ぎりぎり届くか届かないかの高さに調節しつつ、リビングや寝室の天井からつり下げています。

 

私は工作・事務用にと購入し、あえて他の用途では使わないつもりですが、本来は万能鋏。パッケージに書かれていた用途は「料理」「盆栽」「手芸」などもあり、アイデア次第で出番を増やせそうです。

たまたまシンプルなデザインだったのは幸いでしたが、第一に「使用感」を優先できたこともあり、満足度の高い買い物になりました。

 

 

本日の猫。

そんなわけで、彼が見上げているのは、ぽよんぽよんと空中で動くモビールです。

ここ数日ずっと今日はもうダメかな? 誰かの肉球が届いちゃうかな? と思いながら見守っているのですが、意外と無事。

そのうちキャッチされてしまうことも想定内。それもちょっと楽しみに思いながらの手づくりモビールでした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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