こんばんは、ヤマネコです。
先月、ごはんのおともトングを買いました。
ステンレス製の小さめなトングで、その名のとおりごはん(食卓)のおともとして使うのに便利なサイズ。
素材や形状は、二年ほど愛用している柳宗理のトングに似ていました。
明らかに異なるのは大きさ。今回の小さなトングは、料理の最中よりも盛りつけや取り分けの際に活躍してくれるツールです。
ただ、私の購入理由はそれとはまた少し違うものでした。
実は今回この小さなトングを購入した理由は、ポテトングの後継品としてお試ししたかったから。
ポテトチップスを素手でつまむと、指先が油まみれになってしまいます。その都度拭いたり、洗ったり。その手間を省くためのトングとして一世を風靡した(?)こちら、実は愛用を初めて十年ほどたちました。
スナック菓子は市販のものも買うことがあるけれど、チップスやポップコーンなどは手づくりすることも多々。使う油を控えることもできますが、味つけに使う塩などのスパイスはどうしても手についてしまいます。また、クッキーなどであれば、やはりバターなどの油分が気になる。
おやつの最中、たとえばテレビや空調家電のリモコンを操作したいとき、あるいは携帯電話をチェックしたいとき、何かちょっとした作業をするときまでいちいち手を洗うのは億劫だと感じていたのですが、ポテトングを使うようになってからはとても気楽になりました。
ケーキならフォーク、プリンやゼリーならスプーンを使う。それと同様に、スナック菓子にはポテトング。そんな感覚だったと思います。
そんなわけで愛用していたポテトング、最近になって経年劣化とも呼べる変化に気がつきました。
市販の写真などと比べてみると、先端が閉じてしまっているんです。
本来なら「はさむ」だけでいいはずが、閉じてしまっているものを「開いて、はさむ」という工程が必要になっていました。いつからだったか無意識にそれを行うようになっていたのですが、気づいてしまうととても不便だなと。
まずは板や箸置きなど、少し厚みのあるものにはさんで改善させようと試行錯誤していたのですが、一時的には戻るものの、すぐにまた閉じてしまうことのくり返し。開いた状態を長くは保っていられません。
もともと高価なものではないし、今なら100円ショップにも似たものが並んでいます。すぐに買い直すことを前提に考え始めたところ、見つけたのが今回の「ごはんのおともトング」。定価だと少しお高い(千円以上する)けれど、ステンレスなら丈夫だし長持ちしそう。万が一ポテトングとして使えなかったとしても他の役割を見つけることもできるに違いない、と試してみることにしたんです。
使ってみると、プラスチック製だったポテトングよりもはさむ力が強い(指先にかける力が弱くてもはさみやすい)と感じました。そのぶん、最初につまんだポテトチップスは砕けてしまう勢いだったのですが、何度か使っているうちに力加減がわかってきたかなと。
あまり深くまで挿しこむよりは、端っこを軽い力でつまんだほうが失敗がなさそう。
逆に多めにしっかりつまみたいときは、できるだけ先端に近い位置を持つように。こうすることであまり力を加えなくてもつまむことができるため、まさに指先の延長のような感覚で使うことができました。
一時置きしたい場合は容器のふちにひっかけてもいいけれど、テーブルなどに直置きしても先端が浮くデザインで助かっています。
食洗機もOKだし、継ぎ目がないステンレス製で手洗いも楽。プラスチック製のポテトングも素材は一体型で衛生面での不満を感じたことはなかったのですが、更に扱いやすくなりました。
別の使い道もいくつか検討していたけれど、私の場合は予定どおりポテトングの代用品として定着。もともとの愛用品よりちょっと短めですが、とくに不便を感じたことはありません。
昨日書いていたような縦長容器に詰めたスナック菓子は、インナーの袋を引っ張り上げながら消費していくので、やはりつまむときの苦労はないかなと。
むしろ想像以上に手持ちのトングとの調和性が高かったため、今後も色々な可能性を考えながら長く愛用していきたいと思っています。
※食洗機かごと同じショップ(クーポン使用)で買いました。
本日の猫。
お隣の家(見えるのは庭先)をこっそり覗くのが弟猫の日課。
いい趣味とは言えませんが、お隣さんもそれに気づいて猫に声をかけてくださる日常。ありがたいばかりです。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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