こんばんは、ヤマネコです。
久しぶりに歯科の定期検診に行ってきました。
当初の予約は先月だったのですが、コロナ禍の自粛要請を受けて一ヶ月ほど延期。このたび無事に終わりました。
実をいえば今回の私は緊急性の高い治療ではないし、状況が状況なので、定期健診は来月でも半年後でも構わないと思っていたんです(今は定期健診が半年ごとです)。ただその問い合わせのために電話をすることで、かえって先方のお手間を増やしてしまうのでは、とも悩んでいました。結局は現場の様子を見て相談しようと足を運び、問題なく検診も終了。ありがたいなと思いながら、終えられてホッとしています。
ちなみに私が通っている歯医者さんでは、ハンドソープやアルコールジェルの設置、使用ずみスリッパの除菌(使ったスリッパは毎回回収される)他、これまでにも取り入れられていたことに加え、
- 来院時、まずはおでこで検温。
- 感染症に関する問診票の記入(身近に感染者がいないか? など)。
- 受付カウンターには飛沫防止シート(透明なのれん型)設置。
- 治療スタッフさん全員が防護服やゴーグルなどを装備。
そんな対策が追加されていました。「しばらくお休みしている間に準備したんです」と教えていただいて、なるほどと。
きっと歯科医院に限らず、人の出入りが多い場所では個々に対策をとられているのだろうなと。たしかにSNSでも色々と見かけていました。ただあまり出歩いていなかった私は実物の防護シートなども初見で、ついまじまじと観察。こういった対策に、先生方はもちろん患者側も守られる効果があると思うので、すごく安心感を持てました。
もともとこの歯医者さんは、私のお気に入りのクリニックなんです。
歯医者さんが好き、というのは自分でも妙な感じがあるのですが、ここは、以前は憂鬱だった歯科通院のハードルをぐっと下げてくれた場所でした。
先生の治療はいつも丁寧だし、診察やメンテナンスに関しても色々な提案をしてくださるんです。想像以上にたくさんの選択肢を与えていただけることもあり、お財布事情などを加味して選べるのも安心。当然ながら高額治療をすすめられることもありません。
更にスタッフさんたちもすごく気安く、私にはとくにお気に入りの歯科衛生士さん(?)もおりまして、その方はびっくりするくらい話しやすくてお会いするのが楽しみになるくらい。社交的な方(患者側)ならめずらしいことではないかもしれませんが、私が非常に内向的で、世間話すら苦手に感じることがあるので、この環境には感激でした。とにかく居心地がいいんです。
次は半年後、と言われると少し残念に思うほど。ただ、だからといって毎週治療に通いたい、と思うわけでもありません。その辺りはジレンマなのですが、歯医者さんでこんなふうに感じられること、私には初めての経験でした。
あまりにお気に入りなので、近隣の友人やご近所さんにも教えたくないような、独占したいような不思議な感覚になることも。実際、いつからか少し予約が取りづらくなっていて、あまり混雑しないでほしいなあと勝手な想いを抱くこともあります。
ただ、あるとき友人が歯医者さんをさがしているという話になったとき、なんだか自慢したい気持ちにもなってしまったんです。そこで「私が通っているところはすごくいいよ」と言ってみたら、別の友人が自分が通っているところもすごくいい、と言い出しました。しかも別の友人からは、小児科だったらおすすめのところがあるのに、と。
それまで想像したこともなかったし、なんなら秘密にしておきたいとすら思っていた私の思考回路に反し、みんなお気に入りの病院やクリニックがあるんだな、というのが新しい発見でした。私だけじゃなかったんだな、と。
おそらく全員、それぞれ、用もないのに通いたい場所というわけではないと思います。むしろ「来週また来てください」と言われたら、ため息がもれてしまいそうな場所。逆に「今回で終わりです」と言われれば、ひっそりと歓喜してしまうかもしれません。私も紙一重で、そう考えると真摯に向き合ってくださる先生方には申し訳ない気持ちにもなります。
でも信頼のおける病院というのは、ふだんお世話になる機会がなくても、存在自体が安心材料。そんな駆けこみ寺のような場所があるのは、それだけで幸せなことだなと思っています。
本日の猫。
ふと見たら、猫がねじれていました。
以前から知ってはいたけれど、それでも驚くやわらかさ。
伸び、からの…………
兄猫、捕獲でございます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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