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ようやく知った、レモンの魅力。

こんばんは、ヤマネコです。

ちょうど一ヶ月ほど前に、レモンを使った柑橘しごとをスタートさせていました。

手始めに仕込んだのは、「塩レモン」と「はちみつレモン」。

  • 塩レモン:レモンを切って(輪切り&乱切り)、同量の塩に漬けこむだけ。
  • はちみつレモン:レモンを薄くスライスして、浸る程度のはちみつに沈めるだけ。

無農薬レモンが手に入ったので、洗うのは汚れを落とす程度、皮も丸ごと使います。

調べながらも二種類終えて、三十分もかかりませんでした。

 

つくるのは簡単だったのですが、塩レモンはなかなか水位が上がってこないし、はちみつレモンは見た目にほとんど変化なし。どういう状態になったら完成と言えるのか?がわからなくて、オロオロしていたのが先月半ばのことです。

私は梅干しや白菜漬けのイメージで、塩レモンの水分もぐいぐい上がってくるものだと思いこんでいたのですが、実際には果実が完全に沈むほどの状態となることは少ないそう。重石も使わないので、当然のことかもしれません。

 

というわけで、塩レモンはわずかながら「上澄み」の水分がとれる程度になったところで、ひとまず完成としました。その後も熟成(?)は継続しつつ、使用をスタートすることに。

その頃には、はちみつレモンもすっかり食べごろ(?)に。こちらは数日間漬けこむだけでもよかったようです。

おかげさまでバレンタインにも間に合った…はずが、なんとか活用できるようになったのは、そのあとのことです。

 

塩レモンは、肉や魚をソテーするときにプラスすると爽やか。ドレッシングづくりの材料に使ったり、揚げ物にもぴったり。

更にケーキの材料にも使ってみました。が、こちらにははちみつレモンを使えばよかったかも、と思っています。塩レモンでもおいしく焼けるケーキのレシピはあると思うのですが、要調査、要研究です。

 

もう一つ試してみたのが、完成した塩レモンを細かく刻んで…

やわらかくしたバターに混ぜこむ、というレシピ。

簡単、塩レモンバターです。

これがまたさっぱり爽やかで、焼き立てのパンに塗ったり、蒸し料理に使ったり、パスタなどの麺類にも相性ばつぐん。塩レモンの用途を広げてくれる一品でした。

 

きちんと下調べをしなかったせいで完成の判断が難しかった以外は、いずれの作業も本当に簡単でした。

はちみつレモンのほうは、炭酸割りにしたり、紅茶に浮かべたリ。

果実が浮いてしまうので、時々ひっくり返して。

はちみつ漬けにすることで半年くらいは日持ちができるとのこと。梅シロップと同じく砂糖漬け(レモンシロップ)にしてもよいそうで、次はそちらを試してみたいなと期待がふくらみ続けています。

 

これまでのレモンは、「果汁を使う」ことはあっても「果実を食す」という習慣がなかったのですが、扱い方によっては丸ごといただける果物なんだな、と今更ながらに、気がつくことができました。

 

本日の猫。

今年こそ、ベストイケネコ賞を獲得したいと思っています。

え?顔?こわいですか?

こ、こう…?かわいい…ですか…?

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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