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お線香にも感じた、個体差。

こんばんは、ヤマネコです。

毎日数本のお線香をあげています。

自宅に猫がいるのと私自身ののどがあまり強くないことから、選ぶお線香は煙や香りの少ないタイプ。

メーカーや商品などに多少の選択肢があったおかげで時々変わることもありますが、基本的にはいつも同じものを買うようになりました。

 

こちら、全部空き箱です。

正しくは、所用で収納グッズとして再使用しているのですが、中のお線香自体はすべて使い切りました。

最初の頃は空になるたび処分していたし、今でも汚れたものと入れ替えて手放す日々。全部が残っているわけではないのですが、およそ四年分。こうして同じものをずっと使い続けていると、お線香にも個体差があることに気がつきました。

ロットの違いというのでしょうか。箱単位で、お線香に癖があるんです。

 

その違いというのは、微妙なお線香本体の香りだったり、煙の立ち方だったりするのだけれど、私が一番気になるのは灰の落ち方。

一般的なお線香の場合、火をともした後は三十分ほどの時間をかけてじりじりと燃え尽きます。その際、上の写真のように、お線香の形状を残したような灰が上部に残るのですが、これが1cm程度で落ちるものもあれば、微妙なバランスを保ちながら3cm以上残るものもある。

気温や湿度、空気の流れや地面(家具)の揺れなど、環境的な条件によるものだと思っていたのですが、お線香自体の個体差によっても異なることがありました。

 

とはいえ、たかが灰の落ち方。

どうしてそんなことが気になったのかというと、この灰の落ち方によって香炉やその周囲の汚れ方、つまりは掃除の手間が変わるからです。

 

上部の灰が短めの状態で落ちてくれると、その落下範囲は香炉の内側に収まることが多いのですが、長さを維持した灰が一気に落ちると、香炉の外側まで被害が及び、お仏壇の一角が粉塵だらけになりがち。

使っている香炉自体も小さめではあるものの、大抵一本、多くて三本程度を立てるわが家には十分なサイズだと思っていました。

ところが灰の落下の仕方によっては周囲がすごく汚れます。それが箱単位での個体差だと気がついたのは、同じものをリピート購入し続けていたからかもしれません。

 

お線香自体はとても気に入っていて、同シリーズに短いタイプもあることから改めて検討してみることに。ただ燃え尽きる時間が短くなってしまうので少し悩ましいところ。

(お線香を焚きながら独り言のように話すのが日課になっています)

それなら毎日使う香炉をもう少し大きめのものにするという選択肢もあるのかも。昨年からまた少しお仏壇まわりの見直しを進めていることもあり、香炉についても再考してみようと思います。

 

私にとってはこの季節がまだ少しつらくて、お仏壇の前ですごす時間が長くなりがち。とはいえ気持ちの整理は簡単につくものではないことをこの四年の間に十分すぎるほどに学んできました。

これからもゆっくり向き合いながら、できることを進めていきます。

 

 

本日の猫。

土曜日にも仕事をする私を、見守る位置に鎮座する弟猫。

ごはんを待っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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