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IHコンロを汚さない、簡単な見直し。

こんばんは、ヤマネコです。

自宅のコンロがIHになって十二年目、その汚れには悩まされてきました。

そうはいっても五徳がないぶんガスコンロよりも日々のお手入れは簡単です。

鍋をおろした後、少し熱が引いたタイミングでさっと水拭きすれば大抵の汚れは落ちてしまうから。

ただ使っているうちに焦げつきのような輪じみができてしまうのも日常茶飯事でした。少し頑固な汚れだと水拭きだけでは落ちないこともあり、そんなときは重曹に水を加えたペーストをつくり、丸めたラップかアルミホイルで伸ばしながらみがきます。そうすることで過去十年以上、無理なくリセットできていました。

 

汚れた後にリセットするのが簡単、というのがIHコンロの良いところだと思います。

ただ最近、そもそも汚さない工夫ができることに気がつきました。もともと認識してはいたのだけれど、実際に注意を払うようになってから「こんなに違うのか」と実感できたのが今年に入ってからのこと。

それはごくごく単純な方法なのですが、鍋の裏側をしっかり洗う、というものです。

このひと手間だけで格段にコンロのガラストップの汚れが減りました。

 

もちろん昔から洗ってはいました。

ただ、よく考えれば鍋の内側と比べれば手抜きをしていたと思います。内側を洗った後、外側も目視と感触の確認をし、気になればこすり落とす程度。習慣的な流れなので実際には数秒の作業です。

その数秒足らずでは見落としていた汚れもあるのだろうなと。

  • 吹きこぼれや鍋蓋から落ちた水滴などが側面を伝った汚れ。
  • 汚れた作業台に気づかず鍋を置いてしまった結果のこびりつき。

汚れたという認識がないので、その後の目視などで確認しそびれると知らず放置という結果に。次に使うときはその汚れが付着した状態で加熱することになり、それが鍋にとってもコンロにとっても頑固なこびりつきにつながっていた。そのことをようやく自覚できました。

 

とくに鉄製の鍋(わが家の場合は南部鉄器)は洗剤などを使わないほうが良いという認識もあり、洗うときはささらで汚れを落とすだけというのが日常茶飯事。

裏側ともなると、更に軽く洗うだけ。

ただ鉄製の場合、鍋裏に関しては逆にしっかりめに洗っても(仮に洗剤を使うとしても)問題ないはず。それを始めたことでもIHコンロの汚れ防止に大きな効果がありました。

 

鍋はしっかり洗っているつもりでした。だからコンロが汚れるのも、鍋裏が黒ずむのも、何か素材の性質など特殊な理由があるのだろうな、と、それ以上の熟考したことがありませんでした。

ところが私の場合はどうやら洗い残しというずぼらさが原因だったようで、この方法でコンロに対する重曹の出番も激減。あっさりと解決です。

そういえばIHコンロを使い始めた当初はシリコン製のコンロカバーも使っていたことがあるのだけれど、ハウスメーカーの方から(定期点検時)「推奨しない」とアドバイスがあったので、それ以来使うのをやめました。コンロ枠の中にある四角く黒い部分がセンサーとなっており、それを覆い隠すのがよくないようです。

鍋の裏をきれいに保つ。それが一番楽ちんでシンプルな解決策でした。

 

本日の猫。

暖かくなってきたことが理由なのか、最近しまってもしまってもこの黄色い布が引っ張り出されています。

そして誰かしらが上に寝そべったり、中にもぐったり。

凹凸があってもスカーフのような薄い布であることには変わらないのですが、何が彼らを惹きつけるのかいまだに不思議に思っています。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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