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初挑戦、絹ごし豆腐で伊達巻。

こんばんは、ヤマネコです。

年明け二日目の朝には完食してしまったのですが、この年末にも伊達巻をつくりました。

わが家の御節は、基本的にベジタリアン風。

毎年伊達巻に鶏卵だけは使うので完全にとはいかないのですが、それ以外の材料はお出汁も含め、自分が把握できるものは野菜や豆類をベースにしています。

  • 伊達巻の材料は鶏卵、豆腐、調味料。魚のすり身の代わりに豆腐を使う。
  • 前倒しでつくっておき、1cmくらいの幅にカットした状態で冷凍しておく。

その伊達巻の材料には、本来なら魚のすり身も使います。すり身ははんぺんなどでも代用でき、以前は私も取り入れていたのだけれど、それを更に豆腐に切り替えて数年経ちました。

 

伊達巻に使う豆腐は、一般的には木綿豆腐です。更に昨年は高野豆腐でも挑戦。煮物にも適した高野豆腐は戻した後も木綿豆腐のようにしっかりとした質感なので、やはり扱いやすく便利でした。

ただ今年(昨年末)はもう一つ違う挑戦をと思い、使ってみたのが絹ごし豆腐。

  • 絹ごし豆腐は、豆乳ににがりを加えて固めたもの。
  • 木綿豆腐は、同様に固めたものを一度崩し、木綿布を使い圧をかけて固め直したもの。

木綿豆腐のほうが崩れにくいのは、こういった製造工程による違いもあるようです。

上の写真は、以前使った木綿豆腐。茹でた後もほどよい弾力の強さ。

最終的にしっかりと固めたい伊達巻には木綿豆腐のほうがあうことも納得。それでも今年は絹ごし豆腐を使ってみようと思いました。

 

結論からいえば、やはり崩れやすい伊達巻になりました。

これは全行程をほぼ終え、巻いて冷ましたものを鬼すだれから取り出したところ。表面がちょっと裂けてしまいました。私の巻き方が下手というのもあるのですが、巻いている最中からもろさを感じ、慌てながら奮闘。

とはいえ、なんとか、それなりに、ひいき目に見れば伊達巻になっているかなと。

使う調味料は同じだし、木綿と絹ごしで味に大差はないと思うので、完成した伊達巻の味もいつもどおり。食感も、冷めてからいただくぶんにはそう変わらないかなと思いました。ちょっとだけ巻きが崩れやすい(はがれやすい?)気もしましたが、食べにくいということもないかなと。

最初の段階で、豆腐を茹でて水を切るという工程があり、そこをしっかりこなしておけば絹ごし豆腐での伊達巻づくりも問題ないように思いました。

ふきんで包んで、ぎゅうぎゅうと。

一次的にしぼりかすのような見た目になっていたけれど、心配していた食感も含めて十分おいしくできた、というのが感想です。

 

実は数年前、伊達巻用の木綿豆腐を買い忘れて家族にお願いしたところ、絹ごし豆腐が届いたということがありました。そのときはわざわざ買い直したのだけれど、しようと思えば代用できたのだと実感。

豆腐の形をしっかり残しておきたい料理ならともかく、崩してしまう伊達巻などの料理であれば試す価値はあったなと。臨機応変さが足りなかった当時の自分について反省しました。

今後のお弁当や御節料理用の伊達巻はまた木綿豆腐に戻そうと思っているけれど、普段のわが家で汁物などに使うのは絹ごし豆腐。常備しているのも絹ごしなので、伊達巻をつくろうと思い立ったときは家にある材料を活用しようと決めました。

 

本日の猫。

昨日はのんびりすごしたのですが、私は今日からぼちぼち仕事を始めました。

彼が丸まっているのは、そんな私のひざの上です。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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