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2017冬*干し柿づくりと、トラブルからの復活。

こんばんは、ヤマネコです。

昨年より二週間ほど遅れ、今月頭に干し柿づくりをスタートさせました。

渋柿は昨年と同じものをお取り寄せ。地場産が並び始めるより早く注文してしまったけれど、結果的にネット注文のほうがよい状態の柿が安く手に入ったように思います。

購入したのは10kg。
数としては、41個入っていました。

昨年は多いかなと感じたけれど、今年は少ないかもと思います。そのくらい、昨年の干し柿がおいしくて止まらなかったから…今年も本当に楽しみ。

 

干し柿用の柿は「渋柿」であること、そして「枝つき」であることが大事な条件。

紐を結わいてつるすとき、この枝がとても役立つからです。

 

まずはへたを削りつつ皮をむきます。

それを熱湯に5~10秒くぐらせて(カビ防止)、紐を結びました。

「紐」と「熱湯」の順番は前後してもよいのですが、うちは小鍋でちまちま作業するので、最終段階までばらけた状態にしておくほうが扱いやすかったです。

私は一本の紐につき3~4個ずつ連鎖させ、ベランダにつるしました。

 

このあとは、

  1. 毎日、紐の位置をずらす。時々アルコールスプレーを噴霧。理由は昨年の記事にて。
  2. やわらかくなってきた頃合い(大体一週間後くらい)から、2~3日ごとにもむ。

そして好きなタイミングでいただきます。

 

「紐の位置を変える」なんて毎日するのはしんどいのでは? と思ったけれど、私は思いのほかわくわくしながら進めています。

動物も、植物も、発酵食品も、こういう「待つ」季節しごとも、どこか育てる感覚に近いものがあり、私にとっては楽しいことなのでした。

 

ただ昨年の干し柿づくりでは失敗とは少し違うのですが、ちょっと干しすぎてしまったもの(以下、昨年の写真です)があって、食べ方に悩んでいました。

これらの干し柿、かっちかち。

調べてみると、日本酒や焼酎に浸けて戻す(?)とおいしいのだとか。それ以外にも、干し柿を「ドライフルーツ」と考えればヨーグルトに漬けこんでもいいなと思い、いくつか試していました。

左は日本酒、右は酒粕(日本酒でゆるめたペースト)。

それ以外にも黒糖シロップ(濃いめの砂糖水)やヨーグルトに浸し、一晩冷蔵庫で寝かせた結果、どれもおいしかったです。

(ただし日本酒漬けだけはリピ予定なし※下戸の感想)

ヨーグルトは量が少なく、水分がだいぶ減ってしまったので(おいしかったけれど)、今後はたっぷりめに使うのがよさそう。

すべての方法で、硬すぎる柿は水分でやわらかく、一回り大きくなり……

いい塩梅のとろっとした干し柿に再生。ただしこうなるとカビやすかったので、「翌日食べる分を戻す」感覚、或いは「戻してすぐに冷凍する」のがよさそうです。

 

現在干している分は、来週末には解禁予定。

昨年は初めての作業で、「完成した! けど、もう少し干したほうがいいのかな?」と悩みながら食べていたら、最終的にかちかちで食べにくくなってしまいました。それでもおいしくいただく方法を見つけることはできたけれど、今年は完成直後に、食べ時の干し柿をたっぷり堪能したいです。

 

使ったのは昨年と同じ柿。今年届いたものも立派でした。

 

晴天にめぐまれているここ数日の関東。

柿といっしょに、磨いたサンキャッチャーをベランダにつるしてみました。

私がこのガラス玉を持って移動している間……

彼は、このプリズムの一つを手に入れようと必死でした。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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