こんばんは、ヤマネコです。
先月干した渋柿を、本日すべて完成としました。
- 過去記事:2023*久しぶりの、渋柿しごと。
- 過去記事:2023*干し柿の解禁
今年は干して十日ほどで少しずつ食べ始め、残りはそのまま様子見をしていました。初日から数えて一ヶ月くらいは干し続けるつもりでいたけれど、状態を見て早めの終了とすることに。
本当ならもうちょっと白っぽくなるまでと希望しつつ、実は干し始めと比べてだいぶ縮んでしまったんです。
以前お取り寄せの愛宕柿を使っていたときよりも一回り以上小さい印象。柿の品種や育て方によっても変わるのかもしれません。このまま干し続けると更に小さくなってしまう心配もあり、現時点で完成品として配り終えることに決めました。
そんな干し柿ですが、柿しごとをご報告したときのブログで「ひもの代用にラップを使った」と書いていました。
もともと今年は柿しごとの予定のない状態で親戚から渋柿を譲っていただき、即日決行。そのためビニールひものストックが切れていることに直前で気がつき、仕方なくラップをこよってひもとして使いました。
それからおよそ三週間。結局そのラップひもはなんのトラブルもなく仕上がりまで使うことができました。
そしてもう一つ、最初のブログでは伏せていたことがあったんです。
というのは、柿を結わくのに一本だけ梱包用ラップを使っていたこと。
ひもがないとわかったとき、真っ先に思いついたのが食品用ラップ。でももったいない気持ちが動き、安価な梱包用ラップ(正式にはストレッチフィルム)ではどうだろう? と最初はそれで柿を結わいてみたんです。ただすぐに思い直して食品用ラップを使い始めました。
ひも(こよりラップ)一本につき、柿は二個か三個。全部で九本分、そのうちの一本には梱包用ラップ、ストレッチフィルムを使い続けていました。
食品用と梱包用、やはり品質や素材などには明らかな違いがあるようです。
「食品用ラップ」は食べ物を傷みにくくして風味を守るため、気体や水分が通りにくい「ポリ塩化ビニリデン」や「ポリ塩化ビニル」で作られています。(中略)
ストレッチフィルムは食品用ラップに比べて使用量が多いため、安価な素材でできています。気体が透過しやすく熱に弱い「直鎖上低密度ポリエチレン」製なので、食品には使えません。水分は透過しにくく、荷物の特徴に合わせて厚みが選べて、強度に優れています。
引用元:見た目はそっくり!ストレッチフィルムと食品用ラップの違い
最初の一本(柿三個分)にストレッチフィルムを使った後でようやく検索し、このサイトの説明を拝読して食品用ラップに移行。最初の一本もやり直すか迷いつつ、試しにそのまま干してみることに。
このときは本当に行き当たりばったりでしたが、結果、いずれの柿も落ちることはありませんでした。
食材を包んで保存するという使い方ではないので、ストレッチフィルムでも問題ないのでは? と思う一方で、今年は渋柿をひも(ラップ)で結わいてから熱湯に浸けるという順序で行いました。ひもも熱湯にふれていることを心配していたのだけれど、結局三週間は難なくもってくれました。
本日回収したひもの状態を見てもとくに劣化は感じません。このまま一ヶ月以上干していたとしても、ひも自体には問題なかったのではないかなと思います。
コスパを考えても積極的に使いたいとは思わないけれど、万が一のときには食品用のラップも、梱包用のストレッチフィルムも干し柿をつるすことには使えるのだと納得できました。
でも次に干し柿をする機会があれば、必ずビニールひもを用意したいという強い決意は持っておきます。
本日の猫と、甘柿。
これは甘柿。渋柿を譲ってくださった親戚宅には甘柿の樹もあり、その収穫品もいただきました。
猫と一緒にデザートで、と思っていたのですが……
最近のおやつは柿続きだったため、とうとう食べなくなってしまいました……贅沢な子。
仕方がないので(?)甘柿は全部人間がいただきました。ごちそうさま。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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