こんばんは、ヤマネコです。
しばらくため込んでしまっていたものを、先週末に整理しました。
整理したのは、大量のハンカチ。
思えば子どもの頃からお土産やプチプラのプレゼント、或いはちょっとしたご挨拶やお返し物などで、ハンカチやミニタオルをいただく機会が多かったのです。
- 消耗品感覚なので、嗜好がわからない相手でも贈りやすい。
- 名の通ったブランド品でも、手が届くお値段で種類が豊富。
- 次にいつ会えるかわからない人へも買っておきやすい。
- 自分が持って行く時も、持ち帰ってもらう時にもかさばらない。
- 万が一贈るタイミングを逃したら自分で使える。
こんな理由で、私もちょっとしたお礼の品として使ったことが何度か。そして、いただける時は今でも嬉しい。なんとなく「ハンカチだろう」だとわかっても、どんな色柄なのだろうとワクワクするから不思議です。
私の問題は、いただく量が、使う量より多いこと。だからときどき必要に迫られて整理を始めます。
贈られたものを整理する作業と言えば、以前は苦痛でしかありませんでした。相手からの「私に宛てられた気持ち」まで踏みにじるような気がしていたんです。もちろん捨てるのではなく譲渡先を探すのですが、それでも後ろめたかった。
でも今は、いただく時には「困ったな、どうしよう」なんて考えずに、喜んで受け取るようにしています(不特定多数に「配られたもの」ではなく、「あなたへ」と選んでもらえたものの話です)。使う使わないというのは後から考えればいいことで、その瞬間は相手の気持ちを受け入れて感謝するだけ。私が贈る側だったら、そうしてくれたら嬉しいと思うから。
そんな流れで私の手元に集まった新品のハンカチたち。
本当は全部使うのが一番ですが、仮に総入替えするとしても多すぎます。そして、私にはちょっと難しいと思うデザインもありました。
こういうふんだんにレースが使われたり、写実的な花がキラキラしているデザインは、自分が持つことに違和感を覚えてしまいます。「○○さんが持っていたらステキ!」という確信は持てるのに、自分が持つのはちょっと違うと思う。身の丈に合っていない、と感じてしまうのでしょうか。
でも、贈ってくれた人は私にこういうイメージを持ってくださったのかな(?)と想像すると、恥ずかしいような嬉しいような。ハンカチとして使ったわけではないけれど、そんな楽しみ方にも気づかせてもらえました。
そうしてアレコレ考えながら進めて数十分。
この四枚は残すことにしました。
これも花柄だしレースの縁取りですが、ゴージャスというより、明るく元気なイメージなので私でも(まだ)持ちやすいかなと。
何より「あ、これがときめきかな?」という気持ちになったので。
普段はミニタオル(ガーゼやパイル生地)などを使うことが多いのですが、それだとカジュアルすぎると感じる場面もあったため、こういう生地のハンカチも重宝します。
あともう二枚、こちらはサラサラの綿というよりふわふわガーゼの手触り。布巾にも使えそう、でもうちは白で統一している…と迷って、卓上のマルチカバーとして使ってみることに。
来客の予定があればティーセットなどを出しておくのですが、カップやカトラリーの上に埃(猫の毛)よけとして載せておくような使い方。ずっと用意したいと思っていたので、これを機に活用します。
洋裁が得意ならもっと「生地」として残せる選択肢があったかもしれませんが、私はそのままの形で使えるものだけ、ありがたく使わせていただくことにしました。
あれこれ考える、楽しい時間をもらえていたことにも感謝です。
本日の猫。
名前を呼ぶと…
必ず振り返ってくれるのは、この子だけかもしれません。
(他の子はすごく気まぐれ)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
こちらからお帰りいただけると、心の支えになります。
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