時は金なり、家事の時給換算をしてみる。

こんばんは、ヤマネコです。

相手も、場所も、状況も違うのに、同年代女性との会話でときどきふっと話題にのぼるのが「家事を時給換算したら」という話。

主婦業のお値段

「主婦には休みがない」
「家事をどんなに頑張ってもお給料は出ない」
「有給休暇がほしい」
「主婦業は月給○○円の価値があるらしい」

こんな話をたびたび聞きます。

私の場合は家事が本業というわけではなく、本業(デスクワーク)の合間に家事をしています。そのせいか時給いくらほしいか、といった話はあまり考えたことがありませんでした。

でもここ数年は自分の時給を考える機会が何度かありました。

私の時給は600円

私の場合は「家事の時給は600円」とイメージしています。相場(?)がよくわからないのと、10分100円で数えやすいため。でも、これを毎日のルーチンワークで常に計算しているわけではありません。使うのは、たとえばスーパーに買い物に行った時。

迷った時の時給換算

わが家の徒歩圏にはスーパーが複数あるのですが、「野菜はA店が安い」や「タイムセールや特売品が多いのはB店」といった特徴がそれぞれのお店にあるので、安さを求めて数店舗回っていたことがあります。

A店とB店が隣接していればそれも問題なかったのですが、ちょっと離れているので一店舗なら往復+買い物時間に30分で済むところ、二店舗回ると一時間以上かかることも。

プラス30分。
前述の時給にしたら300円。

安さを求めてお店をはしごした結果、この300円よりお得にならないことも多々ありました。

貴重な時間を使うということ

この考え方は私が自宅で仕事を持っていて「早く帰れば本業に時間を使える(収入につながる)」という理由が土台になっているので、他の方には当てはまらないかもしれません。

でもエネルギーを余計に使った分おやつを増やしたり、新しいリラックスアイテムを買うのなら、ちょっと割高でも一店舗で楽に済ませるほうが心身にやさしいような気がします。私の場合は、それで家族と過ごす時間もほんの少し増やせました。

プライスレスなもの

ただしこれが「安さ」ではなくて、「品揃え」や「新鮮さ」だったら二店舗回る価値はあると思いますし、「歩くことが運動になる」とか「いい景色が見られる」といったプライスレスな見方もあるはず。

でも昔の私は時間ぎりぎりなのに、わずかなお得さだけを求めて店をはしごしていたので(スーパーだけでなく、近くてもコンビニは避ける…など)、それはもうやめたいなと。どうしても「あっち(遠く)のお店のほうがもっと安いかも」と思った時は、ざっくり時給換算をしてみて、無理な節約はせずに買い物をしたいです。

自宅で買い物をする時も

これはネット通販でも同じことが言えました。オンラインのほうが店舗ごとの比較が簡単なので、余計に「どこで買うか」を迷いやすい気がします。

安いお店を探してパソコンの前でうなりつづけている間に時給600円がどんどん消費されていく。送料が500円かかるのでどうしよう…と小一時間迷えばほぼ相殺です。

マイルールで時間制限

そう考えると、絶対に必要なものなら、せめて時間制限などのルールづくりが必要だなと。一時間でも、一ヶ月でも。あとで「こっちのほうが安かった」と分かっても、その分「早く手に入った」とか「悩む時間を減らせた」と考えれば損した気持ちになりにくいように思います。

私の場合は優柔不断に迷って「後でいいや」と先延ばしにしてしまうことが多いので、今は自分が設定した期限を守るようになりました。

時間を大切に

家計を預かる身であれば「1円でも安く」という精神も私は大事だと思うけれど、自分の時間もかけがえのないもの。誰にとってもそうだと思います。

そんな話を、先日壊してしまった洗濯機の新調で迷いながら思い出していました。これまでならズルズルと悩んでいたところ、今回は壊れた翌日に注文を済ませています。

 

最近の猫。

ちょっと前(と思っていたけれど数年前)まで「若いグループ」だった子たちが、全員シニア組に入りました。

猫たちの一生は、早い。あと何年一緒にいられるのだろうかと考えると、時間を無駄にできない、と強く感じます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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