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ピーマンの、ひと手間。

こんばんは、ヤマネコです。

子どもの嫌いな野菜の代名詞にもなりがちなピーマンが、昔から好きでした。

ピーマンだけを食べる機会はそうそうなかったけれど、野菜炒めやチャーハン、細切りでサラダのトッピングなど、様々なレシピによる母のピーマン料理(ピーマンは大抵わき役ですが)をおいしいと思って食べていました。

しゃきしゃきとした食感やほんのりした甘み、なんなら嫌われがちな苦みも好きだったような気がします。それは大人になった今も変わらず、むしろ味のアクセントとして便利だと気づき、自分の日常的な食事にもどんどん取り入れるようになりました。

そんなわけでピーマンは季節を問わず購入機会の多い野菜の一つなのですが、それでも旬を迎えるとぐっとお安くなるので出番も増えます。近隣の場合だと、スーパーでは値下がりし、産直市場では二倍か三倍かと思うくらいの個数へと増量されていました。

 

そのピーマンの処理の仕方で、最近気がついたことがありました。

それはピーマンのへたが簡単に取り除ける、ということ。

方法は説明するまでもないくらいで、指ではがすように持ち上げるときれいに抜けました。先に上部だけを切っておくと後ろから押せるのでより簡単。

指で切り取るような感覚ですが、手間と感じるほどではありません。むしろ包丁で切り抜くよりも圧倒的に時短で楽な方法でした。

これまでにもこういう抜け方をするピーマンは稀にあったのですが、あくまで偶然なのだと思っていました。ところが最近になって自ら試し始めた結果、八割以上の確率でこのへたがきれいに取り除けることに気がついたんです。

長年知らずにいたので、これまではへたの部分はぎりぎりまで包丁で切り落としていました。でもこうして抜くことができるようになったおかげで、ほんの少しですが可食部分を増やせる結果に。ちょっと嬉しくなりました。

 

そういえば、ピーマンの中わたを抜く場合は、カット前に「へた部分をぐっと押しこむ」という調理方法を教えてもらったことがあります。今回の方法はそれにも通ずるところがありそう。

わが家では料理や調理方法にもよりますが、ほとんどの場合に中わたの処理はしません。とくに加熱調理をする場合は、わたも一緒に食べてしまうことがほとんど。

黒く変色している場合は取り除くこともあるけれど、この中わたにもビタミンなどの栄養がたっぷり含まれているのだそう。見た目に抵抗がなければ丸ごといただきます。

ちょっとだけ注意が必要なのは、炒めものなどをするときに油で種がはねること。とくに夏場は腕を出す服を着ていることも多いので、はねた種でやけどすることも。フライパンにふたをするなど、そこだけは気をつける必要がありました。

 

ピーマンの形状は個体差も激しく、指ではへたを取り除けない場合もありました。ただ思っていたよりもずっと成功率が高かったので、今後も積極的に取り入れていきます。

ちなみに今回の手元にあったピーマンのへたはほとんどが六角形でした。へたが五角形のピーマンも多いのですが、「角が多いほうが甘い」という情報も見かけたため、そのとき求めている味(甘み・苦みのバランス)があれば野菜選びの参考にしようと思います。

 

本日の猫。

彼は今のわが家で一番おっとりした性格の兄猫。

あまりにもおっとり、静か、おとなしい彼なので、猫じゃらしを前にするとすごい速さで動く、という話を動物病院でしたらちょっと疑われて(?)しまいました。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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