こんばんは、ヤマネコです。
庭の水やりを日課にしてから、日々少しずつ変化する景色にワクワクが止まりません。
庭に何を植えるかは、ほぼ家族に任せきり。私は単調に水をやり、つぼみの色づきを楽しんでいたのですが、ようやく少しずつ「開花」が始まりました。
まず動き出した(?)のは「繊細」という花言葉を持つ、アスチルベ。
つぼみがついてから数週間、まだ満開ではありませんが本当に繊細でかわいいです。
私自身は花選びにあまり関わっていないので、アスチルベに対しての思い入れはあまりありませんでした。名前を聞いたのも初めてだったかも。でもこうして日々眺めていると、愛しくなるから不思議です。
植えたばかりの現在は背丈20cmほどなのですが、成長すると80cm近くなるとか…小さいまま、可憐な花をつけ続けてくれてもいいんだけどな、と思っています。
先日「念願」と書いた、アナベル(アジサイ)も…
ちょっとずつ開き始めたところ。私はこれに一番テンションが上がりました!
アナベルはナチュラルインテリアを目指していた頃、ドライにしたり、リースにしたり…とオシャレに飾られているブログ記事を数えきれないほど拝読し、うちも庭づくりには欠かせない!と思っていた花です。憧れるインテリアへの方向性は変化しましたが、花への想いは消えませんでした。
アナベルの花は比較的こぢんまりしている印象で、こうしてわが家の小さな庭で、ささやかな開花を見守れることが本当に嬉しい。
ちなみに他のアジサイより初心者向け(育てやすい)とのこと。本当は鉢植えで傍に置きたいのですが、猫にいたずらされると困るので今は庭で楽しむようにしています。
それから冒頭の白いアジサイ、こちらは「ゼブラ」という品種だったのですが…
先月半ばの写真です。
悲しいことに、満開になるにつれ花の重さに茎が耐えられなくなってしまったようで、すべての花がお辞儀状態に。植えつけ直後であることも、こうなった理由の一つだと思います。
かわいそうですが家族が先端を切り落としました。こうすることで次の成長につなげます。
それでも小さなまとまりがキレイに咲いてくれました。
ところでゼブラという品種は「茎が黒く花(+ガク)が白い」、そのコントラストから名づけられたそう。どことなく引き締まって見えるのはそのせいか、と気づきました。
白いアジサイの花言葉は総じて「寛容」だそうですが、アナベルは女性的で可愛らしく、ゼブラは男前。そんなイメージを持っています。
そしてアジサイは他にも複数。
アナベルやゼブラは、土の液性(酸/アルカリ)で色が変化しにくい種ですが、わが家にある他のアジサイは、土から吸収されたアルミニウムにアントシアニンが反応し、酸性ならブルーに、アルカリ性ならピンクに。だから日本ではブルー系が多めなのだそう。
時間が経つにつれての色の変化も楽しめる、まさに七色の花。アジサイと言えば…昔はパッとしない、どんよりしたイメージを持っていましたが、今は大好きになりました。
つぼみは他の植物にも複数あるのですが…
水をあげたばかりで、雫をたくわえています。
正直、何が咲くのかさっぱり分からないものも多数。開花したら名前と姿を一緒に覚えようと思います。
そんな中ひときわ凛々しいのが、アガパンサス。
つぼみの長さは10~15cmくらい!この姿でさえうっとりせずにはいられない…開花前から例年通りの美しさ。大きなつぼみは、とても華やかな開き方をします。
おわりに
庭のベースカラーはホワイトにする、と先日書きました。季節に合わせて色が変わる庭にしたいなと。
希望どおりホワイトベースの花を増やしてもらいましたが、酸性の土壌に咲く(予定の)アジサイ、そしてアガパンサス…これらはどちらも青~紫系の色です。これがわが家の「初夏カラー」になりそう。
子どもの頃はその「同調させる色」というのが暗くて陰鬱に見えたのですが、今はその色が心を落ち着けてくれる。静けさを取り戻させてくれる。
雨の日を尚楽しめる、しとやかな庭に仕上がりそうです。
本日の猫。
箱に入ったり…
遠のいたり。最近、なぜか黒猫に避けられ気味です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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