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2021年6月の庭、関東も梅雨入り。

こんばんは、ヤマネコです。

今月14日に遅めの梅雨入りを果たした関東。

そんな地域で暮らすわが家の庭の様子をまたご報告させてください。

 

 

梅雨といえば、やっぱりアジサイ。

わが家の庭にも数種類が咲き乱れているのですが、一番目を引くのがアナベル。

やわらかい白に可憐さを感じるのですが、すごく大きなかたまりで咲きます。

アナベル以外にも白いアジサイがいくつかあって、上の写真は(おそらく)隅田の花火。

アナベルから感じるのが清楚さなら、隅田の花火はちょっとおてんばというか、愛嬌のあるイメージを持っています。個性豊かなアジサイの花には、私自身が年を重ねるほどに魅了されるようになりました。

他にもブルーやピンクのアジサイがあるのですが、こちらの額の形はオタフクアジサイと呼ばれるものかと。本当にどれもとてもかわいい、梅雨の庭のいろどりです。

 

最近、このアジサイの数え方に「朶(だ)」というものがあると知りました。

「一朶(いちだ)」はひとかたまりを意味する言葉。毬のように花(額)の集まった状態のアジサイは、一朶、二朶と数えるそう。

もしかすると、わが家にも百朶くらいは余裕であるのかもしれません。

 

アジサイと同じく、梅雨時に華やかさを添えてくれるのがアガパンサス。

ひょろっと伸びた茎、その先端に咲く花。この形状に私はいつも彼岸花を思い出します。

けれど咲くのは、青とも薄紫ともいえる淡い色の花。

色合いや雰囲気には静けさを、咲き方にはにぎやかさを感じる元気な梅雨の植物です。

 

アジサイやアガパンサスは腰や胸の高さなのでぱっと視界に入るのですが、その足元でひっそり咲くのがホタルブクロ。

その隣、ちょっと奥に見える白い花は、ドクダミです。名前からは威嚇されるような印象を持っていたのですが、お茶や薬草として本当に万能な植物。庭にあると便利。

そう思いつつも殖え方が尋常ではないので、場合によっては雑草扱いで撤去させていただいています。ごめんね。

 

再び視線を上げて、こちらはナンテン。つぼみです。

細い枝に、小さなつぼみ、そして咲き方もひめやかなので、私はついつい開花を見逃しがち。

でも今年は無事に見ることができました。残念ながらこの後日写真がないのですが、満開になるととても華やか。小さく風に揺れる花にも癒されました。

 

それからこちらは花期の一枚を撮り逃して他にのせられる写真がなく、すでにしおれ始めているところですが、ブルーマロウ。別名ウスベニアオイ。

育て方を調べると元気な強いハーブのようですが、わが家の庭では毎年なんとかひっそりと咲いてくれる感覚。土壌があまりよくないのかもしれません。こちらは家族(庭担当)と相談しながら見守っています。

同じくハーブ、でも全然手をかけていなくても元気いっぱいなのがホワイトセージ。

ひょろっと伸びるのに茎が太いおかげか比較的風にも強く、毎年難なく私の身長を超えて育っています。

同じくひょろっと、ハーブではないのですが元気なのがハクチョウソウ。別名ガウラ。

恥ずかしながら記憶が混乱して何度も「白鳥」だと誤認してしまうのですが、正しくは「白蝶」。白い蝶が羽を広げているように見えるから、ハクチョウソウです。

白い花つながりで、こちらはバイカウツギ。

過去にアブラムシ被害にあってしまってから毎年不安になるのですが、今年は無事、きれいに咲いてくれてホッとしました。

 

花期真っ盛り、あるいはそろそろ咲き終えようとしている植物が多い中、これからますます楽しみなのがアスチルベ。

今年は例年以上に元気な様子。

ただわが家のアスチルベは本当に背が伸びず、人の膝くらいの高さでどんどん咲いていきます。よそで見かけると高さ(胸くらいまで伸びている状態)にびっくりするのですが、低いながらも元気なわが家の花たちもすごくかわいいと思ってしまいます。

 

一方、花期が終わっても楽しみを残してくれているのがスズラン。

すべての花に実がつくわけではないのだそう。わが家でも一輪だけなのですが、今年はたくさん実がつきました。実も含め、全体に猛毒があるそうなので収穫するつもりはないし、どうやら鳥に狙われることもありません。

撮影の後で傷んでしまった実もあるのだけれど、色づいてくれるかどうかをドキドキしながら見守っています。

そして実といえば、大盛況なのがクリスマスホーリー。

色づくのは秋以降。でもこの状況に今からわくわくが止まりません。

現時点ですっかり実色を変えたのがヒペリカム。別名オトギリソウ。

思えば私が子どもの頃にも家にはこの鉢植えがあったような。そして結実するたび、食べられないのかと母に何度も確認していた……そんな記憶がおぼろげによみがえってきます。そして今でもちょっとおいしそうだな、と思ってしまうので成長がないなと感じます。

ヒペリカムは基本的に食用ではないのですが、食べられる実もあります。それがブルーベリー。

結局ジューンベリーは今年も全敗(鳥たちに)……でもブルーベリーこそは。

二種類を並べて育てているのですが、いくらかは無事に収穫できそうです。

そしてこちらは確実に食べられる実。

家庭菜園のミニトマトは今年も鈴なり。

梅雨入り前の雨続き。
関東の遅い梅雨入り。
今夏は暑くなりそうだという予報。

毎年何かしらあるのですが「今年はいつもとちょっと違う」、そんな部分を見つけるたびに植物たちの様子も気になります。ただ多少の変化はあれど、2021年6月はとてもエネルギッシュな庭でした。

これからも期待しつつ見守っていきます。

 

本日の猫。

風を呼びこむために窓(猫の脱走防止がすんでいる場所のみ)を開ける日が増えたのですが、雨の日はおあずけ。

外だけを覗ける場所は他にもあるのに、やはり風を感じられる窓が好きらしい猫たち。

晴れた日には風が通るようにするので、もう少し待っていてください。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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