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キッチン用ろうとを、多用途に使うひと手間。

こんばんは、ヤマネコです。

ここ数年、わが家で地味に出番を増やしている道具の一つが「ろうと」。

主に液体を移し替えるときに使う道具です(愛用品はシリコン素材です)。

 

調味料の移し替えにも便利だと思うのですが、私が一番多用するのは「クエン酸リンス」や「セスキスプレー」などを手づくりするとき。

容器の口にろうとをのせて、そこに粉末のクエン酸などをどばっと、それを溶かすように上から水を注ぐ。そんな用途で、以前にも増して便利に活用してます。

 

このろうとに、昨年からもう一つ新たな役割が加わりました。

それが灯油の移し替えです。

 

ポリタンクから石油ストーブへ。

灯油を移すときに使うのは、基本的にはポンプです。

初購入のストーブに、私が選んだのは電動ポンプ。移し替えがとても楽で、 慣れると手が汚れることもほとんどありません。「灯油の補充」というハードルも下げてくれました。

 

ところがすべての電動ポンプの宿命なのか、わが家の電動ポンプに限ってのことなのか、ポリタンクの底にわずかに残った灯油を吸い上げるのが難しいのです。この電動ポンプでは「一滴残らず」灯油を移しきることができません。

こういう場面では手動のほうが融通が利きそうだと思いつつ、わが家では「ろうと」を使って灯油(残った少量だけ)を移し替えることにしました。

 

そうはいっても私が持っているのは調理用のろうと一つ。あとで洗うにしても、直接灯油(口にすると危険なもの)に使うのは不安があります。

そこで、ビニール袋をかぶせて包むことに。

できるだけ周囲を覆ったら、適当なところで結ぶか、輪ゴムやテープで固定します。

最後に、箸をブスッと。これで貫通。

あとは通常どおり、このろうとをストーブ本体の注ぎ口にのせ、直接ポリタンクから灯油を注ぐことができました。

 

使用後は、ろうとに灯油が付着しないよう気をつけつつ、ビニール袋を取り除くだけ。ほんの少しの汚れについては、石けんで洗い落とせばよしとしています。

毎日必要になる道具ではないし、この代用で十分便利になりました。

灯油だけでなく、インク(ペンキ)とか、肥料とか、食品以外を扱うときには、この方法で「ろうと一つ」の活躍の場を広げています。

 

こんな話を書いている本日は、こどもの日であり、立夏。しかも比較的温暖な関東にもかかわらず、わが家では石油ストーブが今もリビングを占拠しています。

最後に買ったのは3月前半のことなのに、未だに残っている灯油。

できれば来季まで保管しておくより、使い切ってしまいたい…と思っているのですが、昨年同様、ちょっとだけ贅沢すぎる悪戦苦闘を続けています。

 

専用の道具を持たない、代用品を見つける、というテーマで暮らしを見直しています。

持っていなくても困らないもの

 

本日の猫。

朝晩、多少肌寒く感じることもあるので(猫たちが毛布にもぐりこもうとしていたり)、そんなときに灯油は使い切ってしまおうと思っているのですが…

すっかり換毛期に入っている彼ら。

使うタイミングを間違えないよう、気をつけます。

本日もおつきあい、ありがとうございました。



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