こんばんは、ヤマネコです。
知人が「賞味期限が一日でも切れたものは捨てる」と言い切りました。
その強い信念はカッコイイなと思いました。
私はといえば、そこまで厳密には気にしません。
今でこそ、あまり賞味期限切れにしてしまう食材を出さなくなったけれど、仮に多少切れたとしてもケースバイケースで食べてしまいます。それが消費期限(安全性重視のデッドライン)だったとしても、管理状態さえ悪くなければ自分の舌で確認せずにいられない。
(あくまで私個人の人体実験で、他の人に食べさせるかは別の話)
この季節、高温多湿の室内に一日放置した鍋の、自家製カレーは怖い。
でも未開封レトルトカレーの賞味期限が、一ヶ月すぎていても食べてしまうと思う。
本当にケースバイケース。
加えて、賞味期限の判断基準となっている知識(?)が私にはあります。
子どもの頃のおぼろげな記憶なのですが、テレビで、食品の本当の賞味期限は「記載されている1.5倍くらい」と言われているのを観た記憶があるのです。
たとえば「製造から一ヶ月間はおいしく食べられる」と記載された食品なら、「実際には一ヶ月半はおいしく食べられる」というもの。私の中ではこの考え方がなんとなく正論のように思えて、今もちょっとだけ参考にしています。
そもそも賞味期限が一日(一分、一秒)でもすぎたら食べられない、という理論のほうに無理を感じたのがきっかけだったかもしれません。それが真実になってしまうなら、記載のある賞味期限が切れる「五分前」でも、口にするのは怖い気がする。
だから安全性を考えて短く設定されているけれど、おおよそ1.5倍の猶予がある、という考え方には納得できたのでした。
曖昧な記憶にすぎないので「きっと大丈夫」というのは完全な思いこみでもあるのだけれど、そこは自己責任だと認識しながら賞味期限とは向き合っています。
そんなゆるい感覚を持った私ですが、つい先日、親戚宅で見た食品の山を前に、さすがに唖然としました。納戸の食品を一気に出して、見直しがてら掃除する、という場面だったのですが、大きめのダイニングテーブルにところ狭しと並べた食品の、賞味期限がもうカオス。
2008年8月までのレトルトだったら、ギリギリ食べられ…ない!!
のようなことを、何度くり返したことか。
2008年と2018年を空目した。
だって賞味期限が2008年のものが今もあるなんて想像できなかった。
油断すると賞味期限が十年前、十数年前。そうかと思えば手前のほうには「2019年」「2020年」といった新しいものが並ぶトラップも仕掛けられている。たびたび「今年って何年だったっけ?」と混乱と確認をはさみながら仕分け作業を行いました。
そんな中、興味本位で一つだけ持ち帰ってきたものがこちら。
そばの花のはちみつです。
調べてみると一般的なはちみつより鉄分が多く含まれていたり、栄養価も高いとのこと。なかなか見ないしこれは試してみたいなと。
ただし、問題が。
賞味期限が2006年4月。
それは今年と同じ戌年、つまり12年前。
その場にいたみんなが怖がっていましたが、私は以前はちみつについて調べたときに「はちみつには賞味期限がない」と読んだ記憶がありました。なんと100年前のものでも(これも保存状態や品質によりそうですが)食べられるという情報もあり、このくらいはまったく心配ないかなと。
手元には開封済みのはちみつがあるため、こちらはまだ開けていないのですが、単純に初めていただく「そばの花のはちみつ」というものに期待をふくらませています。
が、良くも悪くも引きの強い私のこと。
大変な事態になったら、またご報告させてください。
本日の猫。
ぶすっ。
最近のおしおき(?)は、ぬか漬けくさい私の手を嗅がせることです。
ちょっと喜ばれるときもあるので、おしおきとしてはイマイチなのですが。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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