こんばんは、ヤマネコです。
毎年3月と9月に防災用品の見直しをしているのですが、今季は台風の影響もあって、今でも週に一度くらいのチェックを続けています。
どんな天災でも基本の備えは変わらないけれど、予報を参考にできる台風の場合は「すぐに使えるもの」という意味合いで食品を追加するなどしていました。数日後に必要になるかもしれないものなら、長期的な日持ちを気にしなくてもよかったからです。
そのついでに他の備えもチェック。先月から毎週のように荷物の中身を出し入れしていたのですが、自分でもびっくりするような見落としをしていたことに気がつきました。
持ち出し用の荷物を収めていた「バッグの表面」が盛大に劣化していたんです。
素材である合皮が経年劣化でひび割れて、粉塵のようなごみがぽろぽろ。バッグをおいていた床や、中の荷物にこぼれていた粉でようやく気がつきました。
このバッグは10年以上前に購入し、仕事で使っていたものです。当時は泊まりこみになることが多かったので、最大一週間分くらいの仕事道具や宿泊用荷物を持ち運ぶのに使っていました。
一時期はバックパッカーも経験し旅行用のアイテムは複数持っていたのだけれど、現在は猫と暮らしており、長期旅行を望む気持ちもあまりありません。ごくごく稀に長くて三泊程度が私にとっての長期(?)旅行、と考えるとスーツケースなども必要ないかなと手放しました。どうしても使いたくなったらレンタルを利用します。
そうして暮らしが変わるごとにものは整理してきたのですが、一部の旅行用かばんは「非常用の荷物を収めるバッグ」としてリユースするようになっていました。
大きさはちょうどよかったし、丈夫さも希望どおり。くり返し使いこんできたからこそポケットの利用方法(どのポケットに何を入れるか?)にも自分の中で「使いやすいルール」が決まっていて、ふだんは手にすることもない備えの品々を詰めこんでおいても必要なものをサッと出すことが可能でした。
出番は少ないけれど使いやすい、慣れているバッグを非常時に使う。個人的に、これが一番理想的でした。
ただ私の場合は妄信的になりすぎたせいで、バッグそのものの劣化に気づくのはだいぶ遅れてしまったようです。昨日今日でぼろぼろになったわけではなさそうなのに、「中身」は何度も点検していた先月の時点ではまったく気がつきませんでした。
とはいえようやく認識し、少し迷いつつもバッグは処分することに。
ここまでぼろぼろなので処分は即決してもよいくらいなのですが、当時すごく気に入ってしまい、自分には少し高価だったけれど背伸びして買ったものだったんです。ここ数年は非常用の荷物しか入れていなかったけれど、それらも「大事なもの」には変わりなかったので、さいごまで本当にお世話になったなと。
感謝して手放しつつ、今は次のバッグ候補(購入品・自宅にあるものでの代用品)をさがし始めたところです。
本日の猫。
例のフェンス越しに猫と対面。のつもりが、何度呼んでも全然上を向いてくれません。
そのうち、どうやらうっすら見えていた人のワンピースの裾をひっぱり始めた。
すかさず兄猫が加勢に入る。
服で遊んではいけないと叱るべき、と思いつつ、猫とすごす憩いのひとときを手放せずにいます。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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