こんばんは、ヤマネコです。
木枯らし吹く季節だというのに、わが家のラグはビタミンカラーのままなんです。
このことが少し気になっていました。
なお例年は「ラグは丸型」という条件で考えていましたが、今年はこたつがなく、「ラグの上に大きなものを何も置かない(猫用ベッドくらい)」という前提で四角いままでもよしとしています。
悩んでいたのは、色について。
インテリアに強いこだわりは(センスも)ないけれど、季節を取り入れた暮らしはしたい。そんな気持ちはあるので、11月終盤、この元気いっぱいなラグの色について改めて考えてみると違和感を覚えました。
それはおそらく、庭の芝生が枯れ色になってきたから。
ラグと似たような(もっと深めでしたが)グリーンで、生き生きと茂っていた外の芝生は秋冬の装いになったのに対し、わが家のリビングは未だに春夏の雰囲気。
季節感のないこのインテリア、どうしたものかと。
いつもならあまり悩まないことでしばらく悶々としていたのですが、ふと気づいたことがあって、それ以降は悩むのをやめました。
私がこうして「インテリアにも季節の色が」と考え始めたのは、自発的にというより、雑誌やネット情報の影響だったからです。
ハロウィンには、ハロウィンカラーを。
クリスマスには、クリスマスカラーを。
SNSでそんな素敵な画像をたくさん見すぎて「わが家でも!」と思ってしまったらしく、よそのオシャレインテリアのお宅に追いつけないかと、見境なく走り始めている自分に気がつきました。
自分でも「冬の色」と言われてこんな元気なライムグリーンを想像することはありません。でも、好きな色であることはたしか。昔だったら気にせず通年使っていたはずなのに、なんだか振り回されてるのでは…。
冷静に考えてみれば、私はこのラグの色が好きです。
お手入れだって苦じゃない。
正直、最初に敷いてみたときはさすがに明るすぎるかと心配になったけれど、生活しているうちになじんでしまったし、なんというか「(うちの)猫が映える色」だと思うんです。
これまではベージュやダークブラウンなど、やわらかい色や落ち着いた色を選んで敷くことが多かったのです。それらも、たしかに好きな色ではありました。
でもそういうラグの色って、猫が同化(?)してしまう。
見えなくなる、は言い過ぎですが、映えない。
濃い色より薄い色や明るい色、そして猫の毛色にないカラーのほうが、うちの猫たちがいつもに増してかわいく見える(??)。
そんな発想を取り入れるのもいいかなと。そう考えると季節は関係なく、今のラグカラーにますます愛着がわきました。
世間で流行している服を着たい、コーデをしたい。
オシャレな人と同じ持ち物を持ちたい。
単純にそういう考え方はしなくなったつもりでいました。
たとえそう感じたとしてもそれ自体は悪いことではないと思うけれど、問題は、自分を忘れてしまうこと。本当に自分が望むものがわからなくなってしまうこと。私は、そういうことがまだまだある未熟者。そんなことに気づいた晩秋でした。
もっと心を成長させたいです。
本日の猫。
いいラグだと思うんだけどさあ…
でもさあ、ラグなんてなくってもさあ…
ぼく、超かわいくない?
(超親ばかのアテレコでした)
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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