こんばんは、ヤマネコです。
梅しごとを始めた頃合いから、しそ類を見かける機会がぐっと増えました。
真っ先に目に留まるのは、主に赤梅干しのために販売されていると思われる、赤しそ。花束のようなボリュームで茎つきのまま陳列棚に置かれています。
わが家で仕込むのは今年も宣言どおり白梅干し。赤しそは使わないため最近はずっと眺めるだけ。でもその棚の近くで見つけることの多い青じそ(大葉)は、たびたび購入する季節になりました。
ハウス栽培品などがスーパーでは通年売られていると思うのだけれど、産直市場では出会えません。それを見かけるようになったら、おそらく旬。
最寄りの市場に並ぶ青じそは、本当に立派で新鮮。それでいてお安いため、在庫さえあれば購入するのはこのお店と決めています。
私がよく見かける品は、広げられた葉が何枚か重ねられた状態で「一束」として販売されています。スーパーでは十枚ほど入ったものが50~100円くらい。産直市場だとお値段が下がるというより倍量入っているイメージ。それでも短期間で使い切るのに困ることはなく、とても重宝していました。
ところがあるときいつもの量と比べて十束かそれ以上の量がお値段据え置きで販売されていたんです。見切り品などのちょっと古いものや傷みが多いB級品かと思ったけれど、ぱっと見悪い部分は見当たらないし、やはり当日朝の収穫物として。今年はよほどの豊作なのでしょうか。
旬の間、昼間のうちにお店を覗けば売り切れていることはほとんどありません。必要なときに必要な量を買えばすむはずの青じそ。困惑しつつもお得感には納得。でもさすがに多すぎる。
しばらく迷ったけれどどうにも気になり、結局一袋買ってしまいました。青じそは冷凍が可能な食材。解凍後は食感や用途などが変わってしまうものの、多めに買うなら最初からそのつもりで扱おうと気合を入れて。その帰路で出会ったご近所さんに少しお譲りできたため当初の量よりは少し減ったけれど、最終的に私の手元には七十枚ほどが残りました。
七十枚であってもいつもより圧倒的に多い枚数。半分くらいはちょっと手を加えてから冷凍するつもりでいたのですが、結局いつもどおりに野菜室で保存することにしました。
用意した深めのうつわに底から1~2cmほどの水を注ぎ、そこに青じそを挿し、それを袋に入れて野菜室へ。写真の青じそについては五枚程度で撮影しています。
実際には今回の大葉はいつもより量が多く、複数の容器に分けたこともあり食器も活用しましたが、深めのタッパーや瓶を使う場合も。
あとは毎日水を交換。これで二週間は余裕でもつそう。
わが家では数年前からこの方法で青じそを保存しており、たしかにずっと生き生きした状態で堪能できると実感していました。ただ一束くらいなら数日中に食べきってしまうため、実際にどれほど長持ちするのかを知る機会はあまりなかったように思います。
実は今回の写真はすべて本日撮影したものですが、写っている青じそを購入したのは先月末。その間ずっと水を換えつつ野菜室で保存を続け、二週間ほど経過した青じそを写真に撮りました。
(枚数が少ないのはそれが理由です)
正直な感想として、見た目や感触はほぼ変化なし。日が経つにつれて刻んだときの香りが少し落ちたように感じていたものの、食感や味などはほとんど変わっていません。冷解凍をした青じその変化を考えると、この張りのある状態を長く保てる方法が選べるのは理想的です。
薬味として使う場合なら風味が強めだと嬉しいので、早く食べきるに越したことはありません。でも好きでたくさん食べたいものが安く販売されているなら、多めであっても長持ちさせる方法があるのは嬉しいこと。もともと日常的にも同じ保存方法を取り入れているわが家では、道具を揃え直したりやり方を忘れたりする心配がないのもいいところ。
今回はどれくらい長持ちするのか? を確認できる流れだったけれど、さすがに食べ終えるほうが早かったため、これ以上は検証できません。とはいえ今日の時点でちょっとした香りの違いくらいしかマイナスポイントを見つけることができず、まだまだ保存はできるのでは? という期待を持てました。
尚、最近になって知人に聞いた話では、大葉の先端(茎と切り離した部分)が変色してくる前に食べきるのを目安にしているそう。スーパーでの購入品は収穫から数日たっている品もあるはずで、保存日数よりも自分の五感のほうが役立つ場合もあるのだろうなと。
そんな情報も交えつつ保存方法や状態も確認できたため、今季再び大袋の青じそと出会ったら再購入してしまいそうです。
(残念ながら、あれ以来出会っていません)
本日の猫。
昨日のブログでも登場していた、トンネル型のおもちゃ。今日はこの中でお昼寝中だった弟猫。
気づいた私が速めの忍び足(?)でカメラをとりに往復した際、起きてしまった様子。ちょっとご機嫌斜めでしょうか。
猫用に買ったおもちゃは放置されてしまうこともあるのですが、ある日突然ヘビーユーズされるようになることもあり、現在はトンネルが大活躍中です。
本日もおつきあい、ありがとうございました。
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